【清水富美加】映画『暗黒女子』が面白い【飯豊まりえ】

『暗黒女子』あらすじ

物語の舞台は、セレブな女子高生たちが通う、私立の女子高。ある日、この学校の経営者の娘・白石いつみ(飯豊まりえ)が、校舎の屋上から落下し、謎の死を遂げる。

 

やがて、いつみが会長を務めていた文学サークルの部員の誰かが彼女を殺したという噂が流れる。

 

サークルの会長を引き継いだ、いつみの親友・澄川小百合(清水富美加)は、「いつみの死」をテーマに、部員5人で順番に自作の物語を朗読する定例会を開く。

 

朗読の中で、それぞれが異なる”犯人”を告発するため、誰が本当の犯人か部員たちは疑心暗鬼になるが、最後に衝撃的な真相が明らかになる――。

TheLibraryWebより

この作品は推理小説が原作なので

 

読書サークルにいる犯人を追い詰めていく物語なのだが

 

その過程が面白い!

 

普通、推理小説は、探偵か犯人の視点を追っていくというものが多いと思う

 

この映画は、それぞれ朗読する自分が書いた小説の内容を追うことで

 

真相が明らかになっていくのである。

 

一つの殺人がそれぞれの視点によって全く違うものに見えてくるというのを

教育学の手法で「羅生門アプローチ」というらしい。

羅生門アプローチについては後ほど詳しく書くよ

 

この映画、面白い要素がいっぱい詰まっている。ちょっと解説してみる!!

設定が面白い

『暗黒女子』の舞台は、私立のミッション系女子校である

 

もうこの設定だけで、心惹かれる

 

誰もが、ミッション系のお嬢様学校で

「ごきげんよう」みたいな挨拶することに憧れがあるよね!笑

『マリア様が見てる』みたいな世界観だよね

 

それでいて女子校という舞台が良い

女子高生って、すごく特殊な存在だと思う。

この映画の登場人物も女子高生という期間がとても貴重な時間だと言っている。

だからこその緊迫感みたいなものが演技から伝わってくるんだよね

 

そのミッション系のお嬢様学校の文学サークルが主な舞台である

 

ぶ、ぶ、文学サークル!

 

お嬢様学校の中でも、高貴な感じがする!笑

 

最初の場面は、その文学サークルの闇鍋をするシーンから

 

や、や、闇鍋ええ!!笑

 

意味が分からないが、それが面白い。

 

闇鍋は、面白いシーンなんだけど

凄いのは白ける感じになっていないということ

 

なんか流れている雰囲気が不思議でワクワクする感じ

そんな感じで映画が始まる

清水富美加の説得力が凄い

はっきり言って清水富美加は異常である

 

この映画、清水富美加の演技が見どころである!

 

清水富美加は、サークルの朗読会で進行役をやっている

正直、ただ淡々と喋っているシーンなのだが、何か不気味なのである。

 

その不気味さは、演技なのか、はたまた清水富美加が異常なのだろうか!?

 

そう知っての通り清水富美加と言えば、『千眼美子(せんがんよしこ)』である

 

清水富美加は宗教 幸福の科学の信者としても知られている。

 

その清水富美加が、芸能界に嫌気がさし、傾倒していった結果

 

出家!レプロエンタテインメントを退社し、千眼美子として活動を開始したのである

 

その騒動は、この映画の後である。

 

なるほどねー、『暗黒女子』の清水富美加の演技の説得力は、この辺にあったのか笑

 

そりゃー暗黒女子としてピッタリである。もう漆黒だね笑

 

また、清水富美加は『暗黒女子』を撮影するにあたって、役作りをしたという

 

どんな役作りかというと

清水さんは自著『全部、言っちゃうね。』で、こう明かしている。

 

「ある映画の撮影に入る前の役作りとして、

恐怖感や殺人などを日常的な感覚として身につけるために、ホラー映画とか、血がいっぱい出るグロい映画をたくさん観てたんです。

やるんだったらしっかり、ぬかりなくやりたいし。

……俳優ならそのくらいあたりまえだと言われてしまえば、その通りなんですけどね。

 

最初はつらかったんですけど、何本か観ているうちにだんだん、人を殺して、死体を分解して、内臓を捨ててっていうのを観ても、マヒして、全然、何も感じなくなってきて。」

 

その後、清水さんは、毎晩金縛りにあって眠れない日々が続いた。

また、体から意識が追い出され、自分の意思とは関係なく、口が勝手に「われわれはお前たちを絶対に許さない」と言い続けて止まらなくなる現象に襲われた。

TheLibraryWebより

 

異常である。

 

100歩譲って、ホラー映画を観るところまでは、理解できる。

 

しかしその後、清水富美加は何かに取り憑かれたようだ

 

口が勝手に「われわれはお前たちを絶対に許さない」と言い続けて止まらなくなる現象

 

とは、ここまできてしまったら、役作りの範疇を超えている。本物である。

 

清水富美加がここまでして手に入れた演技

 

ぜひ見て欲しい!

羅生門アプローチとは

教育学で羅生門アプローチというものがある。

 

超ざっくりいうと主観を大切にしようということ。

 

なんで羅生門アプローチなんて名前がついているの?

 

そう、黒澤明監督の映画『羅生門』の映画手法からきている。

 

映画『羅生門』は、一つの事件が三人の視点から語られる。死者まで語り出す。

 

三人の語る内容は、事件を語っている点は共通しているが、少しづつ語っている事が異なっているのでる。

 

『暗黒女子』は、羅生門アプローチで描かれている!

 

少女5人が自筆の小説を通して、サークルメンバーの死を語るのである

 

この語りが一人ずつ違う、コレがおもしろい!

 

この子は、あの行動をそう思っていたのかとか

 

なんで、あんまり良く思っていないのに一緒にいるんだろうとか

 

女子特有っぽいところが多くて、男の自分には新鮮でした

 

羅生門アプローチは、一つの出来事を多層的に表現できる。

 

タイムリープ並みの発明だと思った!

ラストの展開に絶叫

コレが『暗黒女子』ポスターである

 

驚愕のラスト24分とある、

 

またまた〜、よくあるよね、こういう煽り文

 

衝撃のラスト!?とか、君は予想できるか!?とか

 

こういう煽りで面白かった試しがない!

 

と思っていました。ごめんなさい!

 

めっちゃショッキング!かなり驚きました!

 

ラスト24分は一瞬です。

 

コレについは詳しく書きません、実際に見て確かめてください

 

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