どうもー、大葉せんせいです!
皆さん、就活ってどうでしたか?
楽でしたか?辛かったですか?
大葉せんせいも、社会人になって数年が経ちました。
今ふりかえると「就活って、なんだったんだろう?」っていう疑問がばっかり。
「かなり、無駄なことしたなーっ」っていう感想です。
今の就活って、正直無駄だと思うので、これからの就活がどうなるのか?考えてみようと思います!
今までの就活
今までの就活の疑問点を上げていきますね
- なぜ時期が決まっているのか?
- グループワークと、業務の出来は関係ない。
- 面接で人間性は見抜けない。
- 志望動機は嘘ばっか。
- 説明会とか、行くだけ無駄。大した情報は無い。
- WEBテストは友達とやるので、能力は計れない。
- ホームページとか見ても、その企業のことは断片でしか分からない。
ちょっと考えただけで、出るわ出るわ、今の就活のいびつな部分。
正直、今の就活で得している人がいません。
いるとしたら、就活ビジネスをしている方々でしょうか?
学生目線の無駄
今の就活は、学生目線で考えても無駄が多い。
とにかくエントリーをいっぱいするとか、説明会にいっぱい行くというのは無駄。
学生は、とにかく就活に時間を使うことが求められます。
そして、就活に対しては、学生の間に流れている異様な雰囲気があって、
「内定がない学生は、負け組」そんな感覚が蔓延し、したくもない就活をしている人も多いのではないかと思います。
しかも、学生が企業を選ぶ基準は、やりたい仕事というよりも、ネームバリューのある企業を選びます。
なぜかというと「内定マウント」というものがあるから。
どこに就職するかで、友達との会話の時に、マウントの取り合いが発生します。笑
どこを取っても無駄ですよね。笑
企業目線の無駄
企業の目線で考えても、今の就活システムで無駄ばかり。
なぜかというと、学生を採用しても、その学生が活躍してくるのか分かりません。
意味がない選考の代表例
- エントリーシート
- SPI試験
- 面接・グループワーク
- フェルミ推定
これらの選考も、行動経済学の実験で、業務の出来と関係ないことが分かっています。
面接くらいの、短い時間で人間性を図ることはできません。笑
アイルランドの就活に学ぶ
他の先進国の方が生産性が高いので、それに学んだ方が良いのでは?と思いました。
生産性の高い国といえば、アイルランドです。
2016年の日本生産性本部の調査によれば、日本の倍くらいの生産性でした。
生産性が高いということは、就活も効率的だと考えるのが自然ですよね。
就活の内容については、このブログを参考にしてみます!
アイルランドの就活の特徴を箇条書きにします。
- 部署ごとの採用。
- 就活は卒業後。(学生の内からインターンがあることもある)
- 採用後2〜3年位は契約社員。
日本の就活と大きく違う点を抜き出してみました。
アイルランドの就活の効率性が現れていますね。この就活が、いかに効率的かを説明していきます!
就活は、こう変わる
就活って、無駄が凄い多いと思うんですよね。
じゃあ、どうすれば就活は良くなるのか?
単純に、生産性の高い国に学んでみましょう!
日本と比較すると、倍の生産性のあるアイルランドの就活を参考にします。
アイルランドの就活の特徴は
- 部署ごとの採用。
- 就活は卒業後。(学生の内からインターンがあることもある)
- 採用後2〜3年位は契約社員。
解説していきます!
この就活システムが、生産性の高さに繋がっています。
部署ごとの採用
日本には、総合職採用という制度がありますよね。笑
これ生産性を基準に考えた時、最悪の制度です。
なぜかというと、人間には適性というものがありますよね!
就活するときも、適性によって、職業を選びます。
しかし、企業は適性を考えてくれません。いろんな部署の仕事を覚えさせます。
なので、日本人は適性のない仕事をしている確率が、物凄く多いということ。
それでは、生産性が下がってしまうことは、言うまでもありません。
就活は卒業後。(学生の内からインターンがあることも)
日本の就活は、だいたい3年生から4年生の時に、就活をしますよね。
つまりは、就活の期間が決まっているということ。
この就活の期間が決まっているというのは、生産性を下げる効果があります。
なぜかというと、学生が十分に企業を吟味できないから!
学生は「ヨーイドン」で、いっせいに就活を始めることを半強制されるために、焦燥感を煽られます。
そうすることで、自分の適性が活かせる企業だけでなく、多くの企業にエントリーをしなければいけません。
卒業後に就活できれば、自分の適性のある企業に絞って、ゆっくり就活をすることができます!
また、インターンシップも適性を調べる上で効率的な方法です!
面接などの、短い時間では人間性や適性を判断することができないということが、科学的に証明されています。
インターンシップであれば、3ヶ月などの長い期間、関わりを持てるので、適性を判断するのには十分な時間だと言えます。
採用2〜3年くらいは契約社員
これも、適性の職業につくために重要なシステムです。
人には適性があって、得意な仕事というのがあります。
逆に適性のない仕事もあります!
しかし、日本のシステムは、一度採用してしまうと、クビにしにくくなっています…
これって、企業にとっても、労働者にとっても、社会全体にとっても不幸なシステム。
多くの人が適性のある職業に就け無いということ。
それに対して、アイルランドのシステムであれば、適性がないと判断されればクビになります。
クビになることは、悲しいことに見えるかもしれません。
しかし、その職業に適性がなかっただけで、別の職業に適性があるということ。
適性のない職業を続けるより、適性のある仕事をする方が幸せになることは間違いありません。
心理学でも、「仕事の満足度は何か?」という実験がありました。
それによれば、仕事の満足度とは「どれだけ強みを活かせるか」ということだと判明しました!
つまり、適性のない仕事を続けることは、個人にとっても、社会全体にとっても、メリットのないことなんです!
人口減が日本の就活を変える
日本は少子高齢化社会と言われていますよね。
これから日本は、人口減の社会に入ってきます。
そこで、問題になってくるのが、日本の生産性。
一人当たりの生産性を高めていかないと、日本のGDPはどんどん下がってきます…
なので、就活の時点で、日本全体の生産性を考えて、企業を決めるシステムが必要になってきます。
職業の自由は必要ですが、適性についての指針くらいはあっても良いですよね!
林修先生も、こう言っていました。
「やりたい職業じゃなくて、得意な職業につけ」と
この言葉は、林修の体験に基づいています。
林修先生は、企業をした事があって、企業については失敗。2000万の借金を抱えてしまいました。
林修先生は「やりたいことは企業だったが、才能がなかった」「そこで、先生に転職したら。自分は、物凄く授業が上手かった」と、まとめていました。
人は、何か得意な仕事というものがあるはず。
多くの人が、そういった得意な職業に就く事で、日本全体の生産性が上がります!
つまり、これからは就活する前に、得意な業務を理解することが重要なんです!!
どうやって適性を測るか?
就活全体の仕組みとして、学生の得意なことをあぶり出して、教えてあげる仕組みが必要です。
そうすることで、学生は就活の時期に無駄な労力を使わなくてもよくなります。
そして、企業も業務の適性がある学生なら、すぐに雇いたいですよね。
まさに、ウィンウィンの関係ですねー笑
すぐにできる案として、長期のインターンを充実させる、というものがあると思います!
企業は、時給を出して、大学生に企業の仕事をやらせるシステムを作ってください。
その中で、適性のある学生だけを採用すれば良いという単純な話です。
将来的に適性は、AIの導入と適性テストで判別します。
「こういった性格の人は、この職業で活躍できる」といったビッグデータがあれば、AIによる適性の診断ができます。
近い将来、登場すると思われます!
まとめ、適性で就職しろ!
今回の記事をまとめていきます!
就活で大事なことは、適性です!
なぜかというと、苦手な仕事をしていても、社会全体の生産性を考えても、個人の幸福感を考えてもマイナスしかないから。
すでに、外国の就活はその方向にシフトしてきています!
しかし、日本の就活は昔ながらの、人口が増加していくという前提のもとに作られたシステムを採用しています。
これでは、生産性が上がるワケがありません。
日本も、いかに個人の適性を活かせるかということを考えていく必要があります。
もし、この記事を大学生の人が読んだ時できることは、適性を考えて就活をすることです!
適性については、以前の記事で書いたことがあるので参考にしてください。
もし、企業の人がこの記事を読んだら、今すぐ一斉採用をやめてください!
面接も、グループワークも、SPIも意味がないんですから。
総合職採用も、生産性を低下させる要因です!笑
そして最後に、就活って面倒臭かった!
このことを長々と書くという記事でした!
それでは、大葉せんせいでしたー!!