2019年は、大葉せんせいの中で映画ブームが起こりまして、映画館にめちゃくちゃいきました。
今年、映画館で見た映画だけでも、コレだけあります。
- 海獣の子供
- helloworld
- アス
- ライオンキング
- アラジン
- 天気の子
- joker
- 記憶にございません
- FF14 光のお父さん
- 二ノ国
- アナ雪2
- ひつじのショーン
- アベンジャーズエンドゲーム
- スパイダーマン ファーフロムホーム
- ホテル ムンバイ
- ロケットマン
- トイストーリー4
- ミュウツーの逆襲
- プロメア
- 名探偵ピカチュウ
- 名探偵コナン
- スパイダーマン スパイダーバース
- グリークブック
- ヒックとドラゴン3
我ながら、結構見ましたね。個人的に面白かった映画をランキングで発表しようと思います。
10位 超実写版『ライオンキング』
ディズニー×ジョンファブロー監督のタッグ第2段の映画ですね。
- 第1段が『ジャングルブック』
- 第2段が『ライオンキング』
ですね。
ジョンファブローの特徴といえば、超美麗なCG。フルCGなのに、CGに見えないくらいの映像を作ります。
大葉せんせいは、そのCGの作り方に感動しました。ライオンキングを見る前に、フルCGアニメの『ミュウツーの逆襲 レボリューション』を見ていたからかもしれませんが、『ライオンキング』のCGがかなりハイレベルに感じました。
この映画は、CGをCGに感じさせないための取り組みが面白いので、10位にランクインしました。
ただストーリーは、普通のライオンキングですね。全体的にはアニメ版の方が面白かったんじゃないかと思っております。
CGのスゴさを体感したいなら見るべきですね。
9位『天気の子』
『天気の子』は、新海誠監督の映画ですね。
『君の名は』でハードルが、上がり切っていたので、どうなるのかと思いましたが、かなり面白い映画になっていたので、安心しました。
新海誠監督の感性は、やっぱり常人じゃありませんね。新宿とか、池袋が、あーやって見えるのは羨ましい限りですね。
ただ『君の名は』を意識し過ぎている展開は、もうちょっとヒネリが欲しかったかもしれません。
あと制作がかなり切羽詰まったのでしょう。韓国のスタジオに発注したせいなのか、CGの作画が微妙なところがありましたね。
8位『トイストーリー 4』
『トイストーリー 4』は、今までのトイストーリー シリーズで、1番面白かったですね。
やっぱりテーマが秀逸でした。どんなテーマがあったかというと、「おもちゃの存在意義について」です。
実は脳科学の研究では、子供の創造性を高めたいのであれば、おもちゃをたくさん与えちゃいけないことが分かっています。
なぜなら、おもちゃが少なければ、遊び方を工夫しなければいけないワケですから。
しかもおもちゃは、お店で買ったものよりも、自分で作り出したものの方が独創性がありますし、愛着が湧きます。
そのテーマを新キャラのフォーキーを使ってうまく表現していました。やっぱりピクサーは、斜め上の展開を用意してくれていて、大好きです。
あと感動したのが、CGのレベル。光の処理がなんとも綺麗で。レベル上がったなーと。
7位『スパイダーマン ファーフロムホーム』
『スパイダーマン ファーフロム』も最高でしたね。
大葉せんせいは、アメコミにそこまで詳しくないんですが、マーベル作品もそれなりに追っかけています。
今回の敵キャラは、ミステリオというキャラだったのですが、公開前のニュースサイトでは、アイアンマンの替わりになるキャラとして紹介していて、超ミスリードをしていたんですよね。
なので大葉せんせいは、まんまとミステリオが仲間のキャラだと思っていたんですけど、敵だったんですよねー。
かなり良い映画でしたね。劇中に出てくる、アイアンマンのゾンビは必見です笑
6位『JOKER』
『joker』は、かなり面白かったですね。大葉せんせいみたいな、闇キャラは、かなり感化されちゃうんじゃないかと。
大葉せんせいは、ジョーカーって、特別変なやつじゃないんだなーと感じてしまいました。
陰キャラとか、闇属性とか、心が漆黒な人にオススメの映画です。
5位『グリーンブック』
『グリーンブック』は、アカデミー賞作品賞を取った作品なので、面白いのは当たり前ですよね。
黒人差別という日本に暮らしていると、縁のない文化に触れられて面白いんですよね。
大葉せんせいは、黒人差別なんてしていないと思っていたのですが、この映画を見て差別心があることが分かりました。
街中で黒人の大きな人とすれ違うときに、ちょっと怖かったりしちゃうんですよね。
そのテーマ性に加えて、音楽が最高でサントラも聴きこみました。全てが高レベルの映画でしたね。
自分は差別心がないと思っている人ほど、見て欲しい作品ですね。
大葉せんせいは、ミュージカルが好きというのもありますが、それを抜きにしても面白かった。
テーマがそこらへんのアニメのレベルじゃないんですよね。『アナと雪の女王』のレリゴーでやっていたことを引き続きテーマにしていて、しかもストーリーがかなり洗練されていて、ほぼ神話!
こんな過激なアニメって、日本の深夜アニメでも見られませんからね。それをディズニーが劇場アニメにしたってのが、かなり驚きですねー。
多分そこらへんは、アニメの考察をしている人じゃないと気づけないかもしれませんが…
2019年の映画の中で1番いい意味で期待を裏切られたのが、『海獣の子供』ですね。
ただ映画を見ていると、主題歌がいいってレベルの映画じゃなかったんですよね。
インド哲学の世界観や生命感を見事に表現していて、怖くなるぐらいの映画でしたね。
アニメもスゴイことをやっていて、五十嵐大介の漫画の線でアニメを作るっていう意味の分からないことをやっています。
アニメって、クリエイター独自の線を描くのがかなり難しいんですよね。今までそんなことをやっていたアニメ監督は、ジブリの高畑勲の作品しかいませんでした。
しかし『海獣の子供』では、アニメの新しい線の描き方に挑戦しています。というのも作画監督の方が高畑勲監督とも仕事をしていた、小西賢一という天才だったから出来たことなのでしょう。
とにかく最高の映画でしたね。渡辺歩監督と小西賢一作画監督には、これからも注目していこうと思います。
2位『アベンジャーズ エンドゲーム』
2019年といえば、アベンジャーズシリーズがひと段落した年。アベンジャーズシリーズ、フェイズ3の締めくくり『アベンジャーズ エンドゲーム』が公開されました。
ついに区切りがつきましたね。どうやって終わらせるのかと心配しておりましたが、上手く終わらせたんじゃないかと思っております。
最高の映画ではあったんですけど、少し不満点もあります。不満点を言ってしまえば「時間遡行って反則だよね」ってこと。
一回、時間遡行をしてしまうと、なんでもアリなんじゃないかと。これからアベンジャーズシリーズは、マルチバースの考え方を取り入れると言われていますが、マルチバースを取り入れちゃうと意味わからなくなるんじゃないかと思っております。
『ドラゴンボール』で、仲間が死んでもドラゴンボールで生き返らせることができるので、死が軽くなったような気がしましたよね。アベンジャーズでも同じようなことが起きるんじゃないかと危惧しております。
しかし、そこはマーベルなので上手くやってくれることを信じております。
1位『スパイダーマン スパイダーバース』
で、最後に1位は、『スパイダーマン スパイダーバース』。またスパイダーマンですね笑。
ただ『スパイダーマン スパイダーバース』は、そこらへんのアニメではないんですよね。
2019年も素晴らしいアニメがいくつも公開されたんですけど、それを考えても1番すごかったなーと。
ちなみに、アニメに詳しい岡田斗司夫氏や、ガンダムの富野由悠季監督も絶賛しておりました。
表現がアニメ界をブッチぎっているんですよね。例えば漫画を動画にしたような技法とか、いろんなアニメをごちゃ混ぜにしたときの見せ方とか。スゴイもの見てしまったなーと。2019年の映画を1本だけしか見れないとしたら、『スパイダーマン スパイダーバース』ですね。