今回は、ブログとアニメと漫画をやっている大葉せんせいが使っているアイデア出しの方法を紹介します。
アイデア出しについては、以前にも書いたことがあって、いろいろな方法を紹介しています。
いろいろ試した結果、やっぱり最強のアイデア作成法はコレだなーというのがあるので紹介していきます。
オススメは、オーディオブックを加速して聴く方法です。
どうやって、オーディオブックを使ってアイデアを作っているのか語る前に、オーディオブックの疑問点について回答していきます。
オーディオブックの疑問点1 紙の本と比較して理解度はどうなの?
オーディオブックって何かというと、 ~本の内容をナレーターが読み上げてくれる音声のファイルのこと。
つまり耳から聴く本のことですね。
で、本を聴くっていうと湧き上がってくる疑問は、紙の本の方が内容を理解しやすいんじゃないかって。
そのへんをペンシルバニア大学が調べてくれています。それによると、「オーディオブックと電子書籍では内容の理解度に違いが出なかった。」とのこと。
じゃあ紙の本とオーディオブックだと違うの?っていう疑問が出てきますけど、差があったとしてもそこまで違いはないでしょう。
オーディオブックの疑問点2 記憶に残りづらいんじゃない?
この辺の疑問をウォータールー大学が調べてくれています。
それによると、オーディオブックは集中力が続きづらいという特徴があるのだとか。
視点を変えると、アイデアが生まれやすいということを言えると思います。
またオーディオブックは、文字で読むよりも内容の理解が薄く、本の内容の理解も薄かったのだとか。
ということで、勉強という目的だけであれば、紙の本を買うのが良さそうだということがわかりました。
しかしアイデアを作る場合は、いろいろなことに注意がそれる方が良い(マインドワンダリング)とされていますので、オーディオブックの方が有利ということですね。
オーディオブックを使ったアイデア出しのやり方
やっと本題、オーディオブックを使ったアイデア出しの方法を紹介します。
めちゃくちゃ単純です。やり方は、「自分の限界まで加速して聴く!」コレだけ。
なんでコレだけでアイデアが出てくるのかというと、アイデアっていうのが知識の連携だからです。
アイデアとは何かという話は以前にもしてるので、詳しくはそちらを見てください。
簡単にアイデアとはどうできるのかというと、スティーブ・ジョブズも言っているようにアイデアってのは、「すでにある知識の連携」です。
なので新しい知識を爆発的に頭に入れれば、すでに持っている知識と連携して、新しいアイデアが生まれるってことですね。
で、爆発的に新しい知識を頭に入れる最適な方法がオーディオブックなのです。
オーディオブックは、だいたい単行本なら1冊5時間くらいの長さです。そのオーディオブックを2倍〜6倍で聴くと、すぐに聴き終わります。
もし2倍で聴いたとすると、2時間30分で聴き終わることになります。日本人の平均通勤時間は、1時間17分なので、通勤時間にオーディオブックを聴いていれば、2日で聴き終わる計算になります。
2日に1冊の本を読んでいる社会人なんてほとんどいませんから、それだけでもかなり本を読んでいることになるでしょう。
それくらいの知識を頭に叩き込むと、何かしら生まれる!これが大葉せんせいの経験談です。
オーディオブックって何? 使ったことないという人は、Amazonのaudibleというサービスが30日無料なので、試してみてください。
ps.
ちなみに科学的にも、プリンストン大学の研究で文章を高速で読むとアイデアが出やすくなるよーっていう研究があるので、それのオーディオブック版ですね。
本を高速で読むのは難しいですが、オーディオブックなら速度を決めれば勝手に進んでいくので、オーディオブックおすすめです!
オーディオブック.jpはこんなサービス
オーディオブックは、現在主に2社が存在します。それがaudibleとオーディオ.jpの2つ。
オススメは、オーディオ.jpです。なぜかというと、audibleよりも加速して聴けるから。
まず値段から比較していきます。
- 【audible】月1500円で1冊
- 【オーディオ.jp】月1回1080円で1200円分買える
という分かりにくい比較でもうわけありません。
使ってみて分かったのは、audibleよりもオーディオブック.jpの方が本の値段が安い!
なのでオーディオブック.jpの方がコスパ的に優れていると感じました。
さらにオーディオブック.jpをおすすめする点は、加速して聴けるからですね。
- audibleは、最大2倍速
- オーディオブック.jpは、工夫で最大6倍
アイデア出しには、できるだけ加速して聴くのが有利なので、加速度だけでもオーディオブック.jpに軍配が上がります。
やり方としては、オーディオブック.jpのサイトから2倍速のオーディオブックファイルをダウンロードします。
それをiTunesでiPhoneに送り、NHK出版が出しているリスニングアプリで聴くこと。
なかなか手間ですが、それだけのメリットがありまして、NHK出版のリスニングアプリは、加速してもゆっくりに聴こえるという謎の技術が組み込まれています。
つまり加速しても、聞き取りづらくなることはないってこと。
普通に加速すると、ピッチが変わってしまうので、すごい高い声になってしまいます。
この加速してもゆっくりに聴こえるという機能は、1度は試してみて欲しいですね。
小ネタ 睡眠学習が科学的に証明されているよ!
最後に小ネタを。
オーディオブックの変わった使い方として、睡眠学習があります。
睡眠学習とは、寝ている間にオーディオを流して勉強するというもの。昔から、まことしやかに語られていましたが、本当に効果があるという研究があるので紹介しておきます。
フランスの研究では、睡眠学習は、日中に行った勉強の復習には効果があると発表しています。
本当に手に入れたい知識なら試してみるのも良いかもしれませんね笑。