アベンジャーズ・インフィニティウォーの楽しみ方を解説

大葉せんせい
大葉せんせい
どうもー大葉せんせいです。
世の中が、『アベンジャーズ・エンドゲーム』で盛り上がっていますね。

 

そんな中、大葉せんせいは、今さら『アベンジャーズ・インフィニティウォー』を見ました。

 

というのも、マーベル作品って、数が多くてどれから見たら良いか分からなかったからです。

マーベル作品って、そこそこ面白いと思うんですけど、事前に見ないといけない作品が多くて困っちゃうんですよね。

 

もちろん大葉せんせいも、マーベル作品を全部見ていません。

 

なので今回は、マーベルヒーローよく分からないけど、『アベンジャーズ』を見たいという方に向けた記事。

 

マーベルヒーローについて、よく分かってない人が『アベンジャーズ』をどう楽しむべきか解説します。

 

そして『アベンジャーズ・インフィニティウォー』めちゃくちゃ面白いです。

大葉せんせい
大葉せんせい
もっと早く見ておけば良かった…

サノスの思想が面白い。

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー (字幕版)

実は『アベンジャーズ・インフィニティウォー』の主人公は、サノスという敵です。

 

『アベンジャーズ・インフィニティウォー』で面白い点が、敵の思想。

 

敵の親玉は、サノスという青いゴリラみたいな異星人です。

 

そのサノスが襲ってくるわけですけど、サノスにも襲う理由があります。

 

その理由が、

サノス
サノス
「宇宙の資源にも限りがあるじゃん。今って人口が増えすぎちゃって飢えている人も多いよね?。じゃあ人口を一回半分にしよう!」

なるほどー、言っていることは分かります。

 

サノスの偉いところは、ランダムに半分殺すこと。

地位とかお金とかも関係なくて、本当にランダムに選んで、半分殺そうとしています。

 

それに対してアベンジャーズは、「殺さないでよ」って言い続けます。

これが話の本筋になります笑。

エントロピーが増大していく宇宙

アベンジャーズ (字幕版)

宇宙のエントロピーが増大していく問題に真摯に向き合っているのがサノスなのです。

 

みなさん「宇宙のエントロピーが増大する」って話聞いたことありますか?

 

簡単に説明すると、コップに熱いお湯を注ぎます。時間が経つと、コップのお湯は冷めて水になります。お湯の熱は、空気に伝わって冷えてしまったんですよね。

 

つまりエネルギーっていうのは、使ってしまうと、使えないエネルギーに変換されてしまって、外側に広がっていく性質を持っています。

 

ということから、遠い未来の地球は、エネルギーの全くない冷え切った地球になると言われています。

 

それは地球だけに限った話ではなくて、宇宙においても同じ。エネルギーは宇宙に広がっていって、使えるエネルギーは少なくなっていきます。

 

それに対して、人口が増加し続けたらどうでしょうか?

 

どこかの時点で均衡が取れなくなって、飢えてしまう人がたくさん出てくるのでしょう。

 

サノスは、それを見越しています。

なので、サノスの思想というのは、異常な思想ではないんですよね。

お前ら、資源もんだい真面目に考えろ!

サノスの思想は実際に地球で起こっていること。

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン (吹替版)

サノスの提議している問題は、実際に地球で起こっています。

 

地球上の食べ物を、地球の全人類に配分すると、味噌汁1杯分という話があります。

先進国に住んでいる場合は、想像も出来ませんが、世の中には飢えている人がたくさんいます。

 

これは現段階での人口での話。

今よりも、地球の人口が増えていったらどうでしょうか?

 

明らかに、地球は破綻します。

 

その前に人口を抑制しようって考え方は異常でしょうか?

いえいえ、中国のひとりっ子政策で知られるように、現代の地球もサノスと同じ思想を持っているんですよね。

 

なので、アベンジャーズは、サノスに対して代案を突きつけないといけません。

(映画では、もちろんそんなことしませんが…)

なので大葉せんせいは、資源問題を見ないふりして、サノスを倒そうとしているアベンジャーズの考え方が子供っぽく思えるんですよね。
サノスの考え方の方がしっくりきます。

アベンジャーズは、人口問題にどう対応していくのか?

キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー (吹替版)

サノスは、宇宙の資源について問題定義して、自分で解決するところまできました。

 

しかしアベンジャーズは、そのサノスの行動を止めようとしています。

アベンジャーズが何でサノスを止めるのかというと、アベンジャーズたちが「いやいや、殺しはダメでしょ」って考えを持っているから。

 

でもアベンジャーズは殺しはダメだと言っても、宇宙では飢えている人がいっぱいいるんですよね。

つまりサノスが殺さなくても、餓死する人が大勢いて、資源と人口のバランスの取れる人口まで減っていきます。

 

じゃあサノスは、なんで自然と減っていく人口を無理やり減らそうとしているのかというと、餓死がものすごく辛いから。

資源と人口のバランスの取れる人口まで減っていくというのは、食べれない人は餓死していくということで、サノスは餓死の苦しみを多くの人に味わってほしくないと思っているんですよね。

 

サノスは、「餓死はツライから、ランダムに半分の人口を消すことで、餓死する人をいなくしよう」という考え方。

何でそう考えるのかというと、資源が限られているから。

 

つまりアベンジャーズは、サノスを止めたとしたら、資源問題に対して代案を出さないといけないんですよね。

でもアベンジャーズには、それが出来なかった。

 

というのも、劇中でビジョンが言っていました。

「大勢が助かるなら、私は死んでもいい」と。

 

このビジョンの思想って、突き詰めるとサノスと同じ考え方なんです。

多くの人が幸せになれるんだったら、少しの犠牲は払ってもいいという考え方。

つまりアベンジャーズは、資源問題に対して別の答えを持っていなかったんですよね。

 

なぜなら資源問題に対する答えって、実は1つしかありません。

サノスとビジョンが考えるように、少数の人を犠牲にして、多くの人の幸せを取るしかないのです。

否定するなら、代案を出せってことです。

サノスの哲人政治

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ (吹替版)

サノスが宇宙人口を半分にしたのち何をするのか聞かれて答えるシーンがあります。

「やっと休める。宇宙を見守るさ。」と。

サノスは自分のやっていることを正しいと思って、尽力しているんですよね。

 

そうサノスは、悪ではないんです。

 

つまりサノスは、もう1つの正義であって悪の親玉ではないんですよね。

サノスが何をやりたいかというと、宇宙の政治なんです。

 

宇宙の方向性を自分で決めたいという思想のもと動いています。

 

サノスは、もの凄く知識を持っている人物です。

アイアンマンと戦うシーンに言うセリフ

「お前も知識に囚われているな」みたいなこと言うシーンがあります。

このセリフの意味は、お前も知識があるなら俺のやりたい事がわかるだろ?って意味。

 

ものすごく勉強した結果、行き着いたのが宇宙の人口を1回半分にするしかないという考え方だったんです。

 

このサノスの政治のやり方を哲人政治と言います。

 

ものすごく勉強をした人が独裁的に政治をするっていう方法ですね。

実は、本当に全体の利益を考えたとき、1番効率がいいのが哲人政治なんです。

独裁政治も、本当に良い人が独裁した場合は、判断も早くメリットが大きいのです。

 

それに対抗する考え方が、アベンジャーズの民主主義です。

ものすごく頭のいい人が1人で考えた答えより、みんなで話し合おうぜっていう考え方です。

 

『アベンジャーズ・インフィニティウォー』って、実は政治思想のぶつかり合いなんですよね。

哲人政治VS民主主義のぶつかり合い。

政治思想のぶつかり合い=戦争です。

なのでタイトルのようにWarなんですよね。

 

以前にも政治思想の違いによって、戦ったヒーローがいました。

それがアイアンマンとキャプテン・アメリカ。

そのときは、シビル・ウォーという名前でしたね。

 

シビル・ウォーもどちらかが、悪というのは無くて考え方の違いによって戦争が起こりました。

インフィニティ・ウォーも、どちらかが悪ではないんです。考え方の違いなんですよね。

まとめ『アベンジャーズ・インフィニティウォー』は、現代劇

『アベンジャーズ・インフィニティウォー』は、単なるヒーローのバトルを描いた作品ではありません。

 

 

この現代の世界の問題を例え話で見せているのです。

  • 人口問題&エネルギー問題。
  • 哲人政治VS民主主義。

 

マーベルヒーロー作品って、なめていました。

ただ、ヒーローが戦ってカッコいいだけの映画だと思っていたんですけど、違いました。

すでにマーベルヒーローは現代の問題を考える1つのツールになっているんですよね。

 

例えば、教科書とか、授業とかと同じ機能を果たしているのです。

 

こりゃすげーわ!

 

大葉せんせいは、まだエンドゲームを見ていません。

しかし『インフィニティウォー』だけで見ても、スゴイ作品です。

 

もし見ていない人がいたら、すぐに見ましょう!

それでは、大葉せんせいでした。