子どもの成功には、非認知能力の発達が重要だと言われていますが、科学的に非認知能力を伸ばす方法をとりいれている園はあるのでしょうか?

大葉せんせいは、前から勉強方法を調べるのが好きで、調べているうちに教育業界にも興味が湧いてきました。
教育業界について調べているうちに、「今の教育って、科学的な知見を全く取り入れていない!」ことが分かってきました…
そんなんじゃ、子どもの将来のためにならないし、日本のためにもなりません。
教育理論を取り入れないから、幼稚園・保育園の先生の社会的なステータスが上がっていかないのではと大葉せんせいは考えています。
ということで、
- どうすれば幼稚園・保育園の先生が評価されるのか。
- 幼児教育には、何が重要なのか。
の2点を論じていきます!
幼稚園・保育園の先生が評価されない
幼稚園・保育園の先生って、評価されていませんよね。
最近は、政府主導のいろいろな施作が行われてきて、待遇も少しずつ改善しているようですが、ヒドイ園もあるそう。
ニュースでも、職場の環境が悪すぎて、職員が総辞職した園が話題になりました。
いまだにワーキングプアの代表として、ワープアランキングには居座っています。
ですが大葉せんせいは、幼稚園・保育園の先生こそ、小中高大学の先生よりも評価されてもいいんじゃないかと考えています。
幼稚園・保育園の先生と小学生の先生の異なる点
幼稚園・保育園の先生が評価されない理由として、多くの人が幼稚園・保育園の先生を勘違いしているという点があります。
人間の能力には、認知能力と非認知能力があります。小学校の先生が高めるのは、認知能力。幼稚園・保育園の先生が高めるのが、非認知能力。
認知能力とは、算数ができる、国語がてきる、社会の知識があるなど、簡単にいうと勉強の能力こと。
それに対して、非認知能力とは、コツコツと頑張る、最後までやり抜く、簡単にいうと努力する能力のこと。
最近では、認知能力よりも非認知能力の方が将来の成功を決める要因だと言われています。
非認知能力は、パソコンていうOSみたいなもの。どんなに良いソフトを入れていようと、OSがフリーズを頻発していては意味がありませんよね。
幼稚園・保育園の投資対効果
投資対効果とは、「子供に導入したお金が1番大きな効果になって、返ってくるのは?」という考え方。
小・中・高・大学・幼稚園&保育園どれが1番投資対効果が高いでしょうか。
答えが出ていて、もっとも投資対効果が高いのは、幼稚園・保育園です。約13倍になるというデータも出ています。1300%増加が見込める投資なんてそうそうあるもんじゃありません。
その理由として、言わずもがな、人間は幼いときの方が変化が大きい。メンタル的な面でも、脳の過疎性でも、幼児期は人生において非常に重要です。
おじいちゃんの性格は、生半可のことでは変えられませんよね。それに対して、子供は今日のしつけが明日の性格を決めるかもしれません。
幼稚園・保育園に非認知能力テストを導入しよう!
どうすれば、幼稚園・保育園の先生の地位が向上していくでしょうか?
必要なことは2つあります。
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- 幼稚園・保育園が非認知能力を高める教育を今以上に行うこと。
- 子どもの非認知能力を数値にして、可視化すること。
なぜ今、幼稚園・保育園の先生が評価されないのかというと、子どもの能力を上げている感が少ないから。
小学生になれば、認知能力は、テストですぐに数値になるので、評価しやすいし、親も分かりやすい。
しかし幼稚園・保育園の先生が、子どもの非認知能力をいくらあげても、数値化されないので、親たちは子どもの能力がどれくらい上がったのか、理解できない。
なので幼稚園・保育園の先生の地位を向上させるには、非認知能力のテストをして、数値化することが必要なのです。
ちなみに非認知能力のテストは、こういうものがあります。
http://www.activelearning.or.jp/pass25/
まとめ
大葉せんせいは、現状の幼稚園・保育園が好きではありません。
一部の園では、科学的な知見を取り入れて、教育をしているところもあるそうですが、多くはそうじゃない。
なぜ科学的な理論を取り入れていないかというと、大葉せんせいがかんがる親が教育を理解していないから。需要と供給のバランスで、そうした高度な教育を行う園が誕生しないのでしょう。
話に聞くと、親がもっとも園に求める教育は英語学習なのだそう笑
親も、もっと勉強して、科学的な教育方法を取り入れているところに子供を入園させるようにすれば、幼児教育界も見直されるようになるかと。
幼児教育が活発になれば、日本の経済が発展すると思うので、よろしくお願いします。
それでは、大葉せんせいでした。