
大葉せんせいは、コナンの映画を毎年見に行ってます。
それで思うのが、最近のコナン映画の流行り方は異常だってこと!
正直そんなに面白くはないような……笑

なので今回は、なんでコナン映画が大ヒットしているのか考えていきます!
最近のコナンの興行収益
コナン映画の最近の流行り方は以上で、毎年興行成績を更新しています。
- (2018)名探偵コナン ゼロの執行人(91.8億円)
- (2017)名探偵コナン から紅の恋歌(68.9億円)
- (2016)名探偵コナン 純黒の悪夢(63.3億円)
- (2015)名探偵コナン 業火の向日葵(44.8億円)
- (2014)名探偵コナン 異次元の狙撃手(41.1億円)
- (2013)名探偵コナン 絶海の探偵(36.3億円)
のように異常な伸びを見せてるんですね。
2013年→2018年の5年で約3倍になっているほど。
2019年に公開した『名探偵コナン 紺青の拳』は100億に届くと言われています。
いやーすごいですよね。
なんでこんなに急に興行成績が上がったんでしょう?
何か理由があるはずです!
単純に面白い映画を連発しているからでしょうか?
いいや、違います!
なんでかというと…

コナン映画はつまらない
コナン映画は、興行成績がものすごく良いですよね。
じゃあその興行成績ぐらい面白いのかというと、そうではありません。
どれくらいコナン映画が面白いのかを考えるために、映画ドットコムのレビュー点数を見てみます。
映画ドットコムの点数はこうなっています(大葉せんせいが調べた時点の星の数です)
- (2019)名探偵コナン 紺青の拳(?億円)…星3.1
- (2018)名探偵コナン ゼロの執行人(91.8億円)…星3.6
- (2017)名探偵コナン から紅の恋歌(68.9億円)…星3.6
- (2016)名探偵コナン 純黒の悪夢(63.3億円)…星3.9
- (2015)名探偵コナン 業火の向日葵(44.8億円)…星3.4
- (2014)名探偵コナン 異次元の狙撃手(41.1億円)…星3.7
- (2013)名探偵コナン 絶海の探偵(36.3億円)…星3.4
どうでしょうか?
別に特別に高い点数じゃないかと思います。
『名探偵コナン 11人目のストライカー』は、星3.0叩き出しているほど…
正直コナン映画って、つまらないものも多いんですよね。
なので、面白い映画を連発しているから、興行成績が右肩上がり説は否定されます!

なんで、コナン映画はヒットするのか?
映画ドットコムの点数も大したことないことが、わかりました。
じゃあコナン映画がヒットしているのは、面白さ以外の要因があるんじゃないかと大葉せんせいは考えました!
大葉せんせいが思う、コナン映画のヒット理由はこれです。
- 毎年公開する
- 家族で楽しめる
どういうことか解説します!
毎年公開する。
コナン映画って、毎年GWごろに公開していますよね。
毎年映画を公開していることが、ヒットしてる要因の1つです。
毎年映画を公開することで、大葉せんせいのように毎年見に行くというような、固定の客をつかむことができます。
そして、毎年公開すると決めていることで、映画の最後に来年の映画の予告を入れることができるんですよね。
この予告がかなり宣伝として、効果があります。
例えば、ドラえもんの映画を例に考えてみると、ドラえもんの映画が発表されるのは映画公開の半年ほど前。
つまり宣伝をして、話題にしてもらう時間が半年しかないということになります。
それに対して、映画の最後に次の映画の予告を入れると、1年間宣伝する時間が確保できるんです。

家族で楽しめる。
コナンがヒットしている理由の1つが、家族で見に行けること。
コナンって、基本はミステリーものなので、男性が見に行きます。
しかも最近は男性キャラが女性に人気ですよね。安室さんとか、世良さんとか。つまり女性も多く見に行きます。
そして最近のコナン映画の特徴は、アクションです。
『名探偵コナン 漆黒のナイトメア』では、観覧車の上で殴り合うという、トンデモアクションを繰り広げました…笑
このトンデモアクションがあることで、話が難しくなりすぎず、子供でも楽しめる映画になっています。
これで、男性・女性・子供とあらゆる人にアプローチできる映画になっていることがわかります。
例えば家族で行っても良いし、デートで行っても良い、友達と行っても良いという、ものすごく見やすい映画になっているんでねー。

映画界のスタバ。
もうコナンは映画会のスタバみたいなとこまで来ています!
どういうことかというと、スタバって新作が出るたびに話題になりますよねー。
フラペチーノのは確かに美味しいですけど、正直なんであんなにみんなフラペチーノを飲むのかっていうと、話題にできるからなんですよね。
つまりスタバのフラペチーノを飲めば、「スタバの新作飲んだー?」とか、snsで「スタバの新作美味しいー」みたいなネタにできるんです。
話題にできるっていうのはフラペチーノの価格以上の価値があると思います。
だから、みんなありがたがってフラペチーノを飲んでるんです。

ここ最近なんですけど、「コナンの映画をみた?」っていうのが、人と喋るときの話題になってきているんですよね。
コナン映画について、ネットニュースでも大きく取り上げられるようになってきました。
じゃあそんなに話題になる程、コナンの映画は面白いのかというと、先ほど映画ドットコムの点数から分かるように、正直おもしろくありません。
これって、まさにスタバのフラペチーノと一緒なんですよね。
そこまで美味しくないのにバカ売れするフラペチーノと、面白くないのに大ヒットしているコナン映画と。
コナン映画自体は、1800円の価値の面白さはないんですけど、話題として使えるので1800円以上の価値になっているのです。
つまり、お得な映画なんですよね。コスパが良いんです。
だからみんなしてコナン映画を観に行くんです!
まとめ、コナン映画を観に行くのは義務
コナン映画は面白くないのに大ヒットしているという話をしてきました。
正直最近のコナン映画の流れって好きじゃないですよねー。
だんだんとコナンの映画は、アクション映画になってきています。
そうじゃなくてコナンって、ミステリーだろ。
コナンの主題歌で『謎』ってありましたよね。つまりコナンのテーマは謎=ミステリーなんです。
でも最近のコナン映画は、アクションに全振りしています。
観覧車の上で、殴り合ったり。車で、空中を飛んだり。

それがなぜかというと、義務感なんですよね。
毎年公開するから、なんとなく観ないといけない気になっちゃうんですよね
そんな人も多いと思います。

それではー大葉せんせいでした。