
この映画のスゴイところに気づいてしまいました。
なので今回は、『名探偵ピカチュウ』の世界で初めて成功した挑戦と、作品の面白がり方と、感想を書いていこうと思います。
つまり『名探偵ピカチュウ』という映画は、やる意味があったんです。
その意味とは何だったかについて、考えていこうと思います。
ポケモン世代なので、結構楽しめました。
最初に行っておくべきことは、『名探偵ピカチュウ』が面白かったのかどうかですよね。
率直にいうと、面白かったです!
ただ、ポケモン世代というバイアスがかかった状態での感想なので、ポケモンを全く知らない人は楽しめないかもしれません。
そして出てくるポケモンの種類も、初代~最新作までと幅が広いので、初代しかやっていない人は、分からないポケモンもいることでしょう。
なので、家族で見に行っても、前提知識で面白さの幅が変わってくるかもしれませんね。

『名探偵ピカチュウ』に点数をつけると
じゃあ、『名探偵ピカチュウ』に点数をつけると何点なのか?
大葉せんせい的には、星5個中3.8個といった感じです。
大葉せんせいが見た時点の映画ドットコムの点数は、星3.5だったので、ポケモンをよく知っているというバイアスが点数を上げたのかもしれません。
映画ドットコムで言われているマイナス点は、脚本がイマイチという意見が目立ちます。
まあ、確かに脚本はイマイチだったかもしれませんね。
ただ、『名探偵ピカチュウ』でやりたかったことは、脚本を見せる映画ではないんです。
映画『ストリートオブファイアー』のように、ビジュアルで勝負するタイプの映画なんです。

ハリウッド映画じゃなくて、ポケモン映画として見にいくべき
見所は、とにかくポケモンが可愛いということ
どんなポケモンが出てきたのか、1部紹介します。
これらは、出てくるポケモンの1部も1部です。

その子供たちが、ポケモンが出てくるたびに、「か、かわいい〜」と言っていたので間違いありません笑。
かわいいポケモンたちを見るだけでも、行く価値があります。
脚本がイマイチは、ハリウッド映画として見に行っているから
映画ドットコムの『名探偵ピカチュウ』のレビューコメントでは、脚本がイマイチという意見が目立っていました。
大葉せんせい的には、この意見はちょっとこの映画の見方を間違えているかもしれないと考えています。
たぶん、『名探偵ピカチュウ』を見に行って、「脚本がー…」と行っている人は、ハリウッド超大作として、この映画を見に行っているんでしょう。
確かに、ハリウッド超大作として、見に行くと何だこれ?となる人も多いと思います。
何でかって言うと、『名探偵ピカチュウ』は、ハリウッド映画である前に、「ポケモン映画」だから。
「ポケモン映画」って、ストーリーは壮大なんですけど、やりたいのは人間とポケモンの友情物語ですよね。
つまり『名探偵ピカチュウ』も、何を見ればいいのかって言うと、人間とポケモンの関係性を注目してみるべきだってことです。
この見方を外れてしまうと、微妙な映画に見えてしまうので注意しましょう!
『名探偵ピカチュウ』の役割とは?
『名探偵ピカチュウ』には映画界に及ぼした影響があります。
『名探偵ピカチュウ』は、空想のデフォルメされた生き物をフォトリアルに捉えるという初めての作品なのです。
この映画があったことで、空想のデフォルメキャラを実写化するには、どうしたらいいのかという正解が生まれたということになります。
例えば、同じく『マリオ』を実写化するとしたら、ノコノコの質感だったり、クッパの質感だったりをフォトリアルに知るはずです。
この後に、2Dデフォルメキャラを実写化する映画は、『ソニック』の実写映画が続きます。
しかし『ソニック』も、フォトリアル路線だったのですが、やり方が異なっていました。
『ソニック』では、フォトリアル路線にするにあたって、見た目も変更が加えられました。
しかし、その見た目の変更に対して、フォンの不満が爆発したんですよね。
それに対して、『名探偵ピカチュウ』のキャラデザに対しての不満は少なかったんです。
つまりフォトリアルな路線にするにしても、キャラのデザインを大きく変更しては行けないんです。
そういった、2Dデフォルメキャラの実写化の発明を行なった功績は大きいでしょう。
空想の生き物をリアルに捉えるという試み。
空想の生き物をリアルに捉えるという試みは、以前からありました。
例えば
- 「エイリアン」とか
- 「プレデター」とか
空想の生き物を映画にするには、いろんなものがありました。
でも、それらは『名探偵ピカチュウ』の試みとは違っています。
というのも、元になる2Dのデフォルメされた絵が存在しないこと。
元から、エイリアンという生き物が現実にいたらと考え始めることができます。
また同じく『モンスターハンター』も実写映画化されますが、あちらのモンスターは元々リアル路線なので、実写化するのに苦労することはないでしょう。
その点で『名探偵ピカチュウ』は、今までの空想の生き物を実写化しようという試みとは違うのです。

まとめ、ポケモンファンは見に行け
ポケモンファンには、絶対に見に行って欲しい作品です。
ポケモンの初代をやったことある人には、ポケモンの進化が感じられて涙出ちゃうくらいの作品になってます。
だって初代のグラフィックって、こんな感じですよ!
これが、時代とともに進化して、今やこんな感じです。
なんか、進化がすごすぎて涙が出そうでした。

それでは、大葉せんせいでした。