
それは「女はバカです。という宣伝をやめろ」ということです!
世の中には、有能な女性もいれば、無能な女性もいます。それは、女性に限らず、男性にも言えること。
しかし、世の中には根強く「女はバカです」と言い回っている人たちがいるのが現状です。
どんなものかというと……
- 『妻のトリセツ』とか。
- 『会いたくて、震える』とか。
なので今回は『女はバカです』という宣伝をやめろという話と、なんで宣伝されるのかという話をしていきます!
[kanren postid=”1213″ date=”none”]「女はバカです」という宣伝とは
最近話題になった本で
『妻のトリセツ』っていう本があります。
この手の本は、昔からあって、女性の扱い方についての指南書みたいなもの。
内容は、本当にしょうもないんですが、女性を一括りにして「男性は、女性をこう扱え」というような内容です。
例えば
- 「たまにはプレゼントを買って帰ろう!」とか。
- 「女性の話は、解決策を求めていなくて、大事なのは共感」とか。
この内容って「女性はバカだから、こう扱ってくださいね」ってことですよね。
他にも、いろんな「女はバカ」宣伝があります。
とくにJ-POPなんかは、そういう歌詞が多いように感じます。
「女はバカです」という宣伝をしているのは、女性
「女はバカです」と宣伝しているのは誰なのでしょうか?
実は、女性自身が宣伝しています。
例えば『妻のトリセツ』を書いている著者も女性。
自分で自分たちのネガティヴキャンペーンをしているワケです。
女性ネガティヴキャンペーン家の中でも有名なのが、西野カナさん。

後ほど解説しますね!
西野カナの曲
西野カナさんは、言わずもがな、J-POPを代表するシンガーでしたよね。
その西野カナさんの代表曲といえば
- 『会いたくて会いたくて』
- 『トリセツ』
- 『Darling』
とか。
これらの曲って、全て女性をステレオタイプにはめて、ネガティヴキャンペーンをしている曲ばっかり。
例えば『会いたくて会いたくて』だと「女性は恋愛至上主義で、感情で生きています」とネガティヴキャンペーンしていたり。
『トリセツ』なんかは『妻のトリセツ』と同じで「女性はバカなので、こうすれば全女性が喜びます」とネガティヴキャンペーンしています。
こういう女性自身が「女性の社会的地位を貶める」ような発言がたくさんありました。
「女は愛嬌」という社会的な風潮
じゃあなんで女性は、自分たちの社会的な地位を貶めるような発言ををしているのでしょうか?
それは、世の中には、賢い女性を低く評価する風潮があるから。
例えば、女性に関してのこんな研究があります。
ある国際的な銀行とヘルスケア企業での研究によると 、収益につながる新たな提言を男性がした場合は 、より高い評価につながっていたが 、女性がした場合はそうではなかった 。
そのほかの研究では 、同僚よりも発言の多い男性重役はプラスの見返りを受けているが 、女性重役が同じ行動をとったところ 、男性からも女性からも低く評価されていることがわかっている 。
同様に 、女性が改善のための提案をすると 、上司たちはその女性のことを同じことをした男性よりも忠誠心が低いと評価し 、提案を実行に移す可能性が低くなっている 。
オリジナルズより
ということで、女性はおとなしくバカを演じていた方が評価が高くなる傾向があるのです。
女性の中には、この社会的な風潮を敏感に感じ取り、バカを演じている人もいるのでしょう
【まとめ】女性の社会進出を促進するために
世の中には「女はバカです」という宣伝が溢れているという話をしました。
「女はバカです」宣伝をしているのは誰なのかというと、女性自身。
今どき、男性が「女性バカ」発言でもしようものなら大炎上ですからね。
そして「女性バカ」宣伝が蔓延している原因は、賢い女性を抑圧する社会の風潮なのだということが分かりました。その社会の風潮を感じ取り、バカを演じている女性が多くいることも事実。
ですが女性自身が、女性のネガキャンをし、バカを演じていると、今現在蔓延している女性の社会的な進出を認めないという風潮が改善されることはないんじゃないかと!
つまり
[box class=”blue_box” title=”女性がバカですと宣伝される負の連鎖”]
賢い女性が評価されない社会
↓
女性がバカなフリをする
↓
女性がバカだと宣伝する
↓
賢い女性が評価されない社会
[/box]
というふうに、どんどん女性の生きにくい社会にスパイラルしていくので、どこかでこの負の連鎖を辞めなければいけません。
まず始めに「女はバカです」という宣伝を辞めてみたら良いんじゃないでしょうか?
そうすることで、女性の社会進出が少し進みますよ!
それでは大葉せんせいでした。
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