
大葉せんせいは、ゲーム好きなので、eスポーツとかも流行って欲しいと思ってます。
最近世間でも、eスポーツって認知されてきたワケなんですけど、いまいちeスポーツって流行ってないですよね。
実は、eスポーツが流行りきらないのは理由があるのです。
流行らない理由はいろいろあるんですけど、端的になんで流行りきらないのかというと、eスポーツはスポーツじゃないから!
eスポーツとは?
「eスポーツ(esports)」とは、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、広義には、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称。
2000年に入ったくらいから、eスポーツと呼ばれて大会がはじまったそう。
確かに2000年ごろのゲームの印象と地位だと、ゲームというものに劣等感を感じて、無理やりスポーツって名前をつけちゃうのもわかります。
でもハッキリ言ってスポーツではないし、ゲームはゲームで素晴らしいと思うんですよね。

eスポーツとスポーツの異なる点
大葉せんせいは、eスポーツとスポーツは決定的に異なる点が4つあると思います。

それがこの4つ
- ルールを作る人がいる
- 種目が新しくなる
- 種目が細分化されすぎている
- eスポーツの目的は宣伝
の4つになります。
この4つが、eスポーツが流行りきらない理由なんですよね。
それぞれ解説していきます。
ルールを作る人がいる(ゲーム製作者がいる)
ゲームって、ルールを大幅に変更したり、ルールを追加したりする人がいます。
武器の性能を調整したり、新ルールを追加したり、新キャラ追加だったり。
これって普通のスポーツにはないですよね。
ルールが頻繁に変わる競技に真剣に取り組むのは、時間の無駄感がありますよね。
確かにスポーツでも、ルールの改定はあるんですけど、そこまで大きなルールの改定はありません。
ゲームだと、新しい種目じゃねーかってくらいのルール改定をしてきますからね。
例えばスプラトゥーンでいうと、最初はルールが3つでした。
- ガチホコ
- ガチエリア
- ガチヤグラ
それに加えて、あとでガチアサリを追加したんですよね。
こんなこと普通のスポーツではありえません。

だって、今まで人生をかけて100メートル走をやっていた選手が、明日から100メートル走は片足でケンケンでやることになったら、やる気なくなりますよね。
もしルールが大幅に変わる可能性があると知ってたら、そもそも100メートル走を努力していなかったんじゃでしょうか。
これがeスポーツの根源的な問題でもあります。
1つのルールを極めても、そのルールが変わる可能性もありますし、ルールが無くなる可能性もあるわけです。
これじゃあ真剣に取り組もうとする人が少なくて当然なんじゃないでしょうか?
種目が新しくなる
ルールが変更される問題について、考えてきましたが、さらに大きな問題があります。
それがゲーム自体が新しくなること!
ゲームって、すぐに2とか、3とか、ナンバリングして新しいのを出すんですよね。
これが普通のスポーツと大きく違う点。
スポーツって新しくならないですからね。
サッカー2とか、バレーボール3とか笑。
つまりいくら1つのゲームを極めたとしても、次世代ゲームが出ると、今まで積み上げたモノが通用しなくなってしまうんです。
こうなってしまうと、ルール変更の状況と一緒で、eスポーツに真剣に取り組みのが難しくなっちゃうんですよね。
例えばeスポーツの賞金で食べれるだけの収入があるとしても、新しい世代のゲームになった途端に、全く勝てなくなって収入が0になる可能性も高いんですよね。
なので、こんな状況だと、そもそもeスポーツ選手になろうと思わないですよね。
種目が細分化されすぎている
さらにeスポーツの問題は、まだまだあります!
3つ目のeスポーツの問題は、種目が細分化されすぎていること。
eスポーツって、言ってしまえばゲームなので、ゲームの数だけ種目があると言えるんですよね。
なのでゲームがたくさんある現在、人口がばらけてしまっているんです。
ということは、ほとんどのゲームがマイナースポーツくらいの人口しかいないということになります。
つまり人口が少ないということは、ほとんどのゲームは極めてもマネタイズは難しいということ。
つまりゲームで食べていこうと思ったら、やりたいゲームではなくて、人口の多い人気のゲームをやらないといけないのです。
eスポーツは基本的に宣伝
eスポーツって、基本的にゲームの宣伝なんですよね。
ここがスポーツと大きく違う点だと思います。
ゲーム大会なんかも、ゲームの会社が企画して、賞金をかけていることが多いです。
スポーツも、スポンサーとかもいますけど、基本的には1つの商品を宣伝するような目的はありません。
eスポーツは、商業すぎるんですよね。
ここら辺が、他のスポーツと異なるので、スポーツの大会に組み込むと変な感じになる理由の1つなのです。
eスポーツ選手とか、プロゲーマーとか、ゲーム実況とか【ゲーマーの稼ぎ】
ゲームで稼ぐ手段って、大きく分けて3つだと思います
- eスポーツ選手
- プロゲーマー(スポンサー付きのゲーマー)
- ゲーム実況
この中でやるとしたら、みなさんどれにしますか?
eスポーツ選手に何でなりたくないかというと、めちゃくちゃ寿命が短いんですよね。
ルールも変わる、ゲームが変わるという環境で、やり続けられる限界は25歳までだと言われています。なのでeスポーツは極めてもなー…って感じです。
そして、プロゲーマーはなりたくてもスポンサーになってくれる人がいないとなれません。
それに加えて、ゲーム実況の方が稼げるのは明らかです。YouTuberのトップ層は何億円も稼いでいるという話もあるくらい。
でもeスポーツ選手も、プロゲーマーも絶対に億は稼げません。
なのでゲーム実況一択になってしまうワケです。
ということで、ゲームで稼ぐ手段はたくさん出てきましたが、その中でもeスポーツをやろうって思う人は少ないんですよね。
ゲームで稼ぐなら、YouTuberやった方が簡単ですから。
そういう理由もあって、eスポーツが流行りきらないのです。
【まとめ】eスポーツって、ゲーム大会って名前でいいような…
大葉せんせいは、ゲームが好きなので、ゲームの大会ってスゴく良いと思うんですけど、eスポーツに不満点があります。
それは…スポーツって名付けていること。
eスポーツと名乗ることで、スポーツに対しての嫉妬が見えちゃってるんですよね。
別にゲームは、ゲームで良いと思うんですよ。
なので今からでも、eスポーツって呼び方をやめて、ゲーム大会にして欲しい笑。
eスポーツって名前、めちゃくちゃダサいってことに気づいた方が良いと思います。
あと、スポーツの大会に無理矢理組み込もうとする風潮もあって、それも意味がわかりません。
ゲームはゲームで良いと思うんですよね。
そこで、スポーツに対しての嫉妬心を爆発させているゲーマーは超ダサい。
そういうゲーマーがいなくならないと、競技としてのゲームは流行らないよねという話でした。
それでは大葉せんせいでした。