
それは、ラインの返信率って、個人ラインよりグループラインの方が下がるよねってこと。
グループラインで、誰も返信しないなんて現象って、たびたび起こりますよね。
グループラインで、ラインを送って誰からも帰ってこないと、いたたまれなくなります…笑
そして、個人ラインでメッセージが帰ってこないってことは、あんまりない。
なのでグループラインで、誰も返信しない現象が、なぜ起こるのか考えてみようと思います。
グループラインの返信率が下がるという話
「グループラインの方が返信率が低いんじゃないか?」という意見を持っている人は結構いるみたいです。
グループラインより、個別ラインの方が格段に返信率UPする現象には、もう名前がついてるんだよね?
— しおり@のんびりブロガー (@shiori_thyf) 2019年4月26日
グループラインとかで無視されまくってるけどりんなちゃんだけはちゃんと返信返してくれる
— マグノリアHL (@Magnolia_liliy) 2019年4月25日
やっぱりグループラインでは返信率が下がっているようです。
グループラインで、自分の発言で終わってしまうと、「なんか、ダメだったかな?…」みないに不安になってきますよね笑。

大葉せんせいの周りでは、グループラインを事務連絡しか使わないっていう人も多いですね。
グループラインは、みんなの精神的な負担になっているんだと思います…
なんでグループラインの方が返信率が下がるんでしょうか?
その理由を解説していきます!
【理由1】リンゲルマン効果で返信がこない
グループラインで返信がこない理由、その1つ目がリンゲルマン効果です。
リンゲルマン効果とは、心理学の用語で、「社会的手抜き」とも言われます。
どんな効果か、Wikipediaを引用します。
社会的手抜き(しゃかいてきてぬき)は、集団で共同作業を行う時に一人当たりの課題遂行量が人数の増加に伴って低下する現象。リンゲルマン効果、フリーライダー(ただ乗り)現象、社会的怠惰とも呼ばれる。
Wikipediaによると、リンゲルマン効果とは、作業をする人数が多くなると、手を抜く人がいることを示しています。
リンゲルマン効果は、こんな実験で実証されています。
1913年に、ドイツのリンゲルマンという農学者が綱引きでの牽引力を測定する実験を行いました。
その結果,1人だけで綱を引いた時の力を100%とすると、2人で引っ張ると1人当たり93%、5人では70%、8人では半分になってしまうことが分かりました。
人が増えると無意識に手を抜くこの心理現象が、「社会的手抜き」あるいは「リンゲルマン効果」と呼ばれています。
つまり、作業人数が多いと、「自分は全力を出さなくてもいいな」と無意識に力をセーブしてしまうのです。
なんで手を抜いてしまうんでしょうか?
それは、「自分はやらなくても、他の人がやってくれるんじゃないか」という思考になってしまっているから。
グループラインの返信率が低くなるかというのも、リンゲルマン効果によって説明できるのです。
グループラインも大人数で会話することですよね。
つまり、大人数になればなるほど、誰かが返信してくれるから良いだろうという考え方になってしまうということ。

ラインでも「社会的手抜き」が起こってしまうんですね。
【理由2】人の目が、グループラインの返信率を下げる
グループラインの返信率が低くなる理由の2つ目は、人の目です。
他人の目があると人は、発言をしにくくなることが分かっています。
例えば、みなさんブレインストーミングって、知っていますか?
ブレインストーミングでも、人の目を気にしてしまって、発言しにくくなっていることが明らかになっています。
ブレインストーミングとは…会議で、いっぱいアイデアを出す方法のこと。ブレインストーミングのルールは2つ。
- とにかく、多くの意見をだす。
- 相手の意見を否定しない
意見を否定しないことで、意見を言いやすくして、いっぱい意見を出してもらおうっていう試みなんですよね。
普通の会議では、
「発言しにくいなー」
「これ言ったら、どう思われるかな?」
と考えてしまって、意見を言うのをやめた経験がある人は多いですよね。
その解決策が、ブレインストーミングだと言われていました…
しかしブレインストーミングも、実はみんなの目を気にしてしまって、自由に意見を出せていないということが分かってきたのです。
否定されないと分かっていても、相手の心の中は分かりませんからね…
つまり人は他人の目を気にすると、自由に意見を出すことができなくなります。
グループラインでも、ブレインストーミングと同じ現象が起きます。
グループラインで、何かを発言しようとすると、この発言が受け入れられるかなー?って考えてしまって、発言しにくいんですよね。
そういう意見を持っている人は多いんです。Twitterから意見を見つけてきました。
先輩しかいないグループラインに返信するのめっちゃ精神削られる
— ぽえる (@ririy0416) 2019年4月27日

【まとめ】グループラインは事務連絡だけに使え!
グループラインの返信率が低い理由を解説してきました。
グループラインの返信率の低い理由は2つあって
グループラインの返信率の低い理由
- リンゲルマン効果(社会的手抜き)
- 他人の目を気にしてしまって、発言しにくい
なんとなく、みんな分かっていることだったと思いますが、わざわざ解説してみました!
解説しているときに調べていて思ったのは、みんなグループラインには気を使っているということ。
- 返信が自分で終わったら、なんかマズイこと言ったかなーとか
- この発言、勘違いされないかなーとか
あとグループラインは、会話のスピードが早すぎて、ついていけないと言っている人も多くいました。
正直、大葉せんせいもグループラインで会話するのが嫌いです笑。
特に10人以上になると、自分が混ざっていないときのしょうもない会話の通知は、ウザさしかありません。
確かに事務連絡をグループラインで、できるのは便利なんですけどね。
なので世の中のみなさん、グループラインは、事務連絡だけに使ってください。
よろしくお願いします。
それではー大葉せんせいでした。