今回考えていくことは、人間はどうしてぬるい飲み物を嫌うのかということ。
人間って、ぬるい飲み物を不味いと感じるんですよね。
キンキンに冷えたコーラは美味しくても、ぬるいコーラは美味しくない。
熱い緑茶は美味しくても、ぬるい緑茶は美味しくない。
温度によって美味しさが変わるのは、不思議ですよね。今回は、その理由を考えていきます!
ぬるい方が体へのダメージは少ない
普通に考えて、体にダメージの少ない温度で飲むのが、1番美味しく感じそうなもの。体にダメージの少ない温度って、つまりぬるい温度のこと。
体へのダメージが1番少ない温度飲み物って、人間は不味いと感じてしまいます。
熱い飲み物を飲むと、喉を火傷したり
体にダメージの少ないはずの常温を美味しいと感じないのは、なぜなのでしょうか?
ぬるい温度の飲み物を不味いと感じる理由を2つ考えてみました。
- 衛生説
- 味説
の2つ。それぞれ説明していきます。
【衛生説】ぬるい飲み物は、雑菌が繁殖しやすい?
大葉せんせいが考えるに、人間がぬるい飲み物が嫌いなのは、人間の長い歴史が作った本能なんじゃないかと考えております。
ぬるい飲み物っていうのは、どういうことかというと、常温で長いこと放置されているってことですよね。
人間の歴史では、長いことぬるい飲み物が危険だったということではないかと大葉せんせいは考えます。
今でも海外に行くと、生水に気をつける文化がありますよね。そのことからも分かるように、水っていうのは、元来新鮮じゃないと危険なものなのです。
これが人間がぬるい飲み物が嫌いな理由なのではないかと推理してみました。
猫も流水しか飲まない
ぬるい水は、本能的に危険な飲み物と考えちゃうので、美味しく感じないという理論の裏付けをしていきます。
例えば、猫も流れている水を積極的に飲もうとします。検索すると、猫の水飲み機なんてものがあって、水を流してネコに飲んでもらう機械が売っているほど。
なんで流れている水を積極的に飲むのかというと、流れている水が新鮮で安全な水だと本能的に感じるからというのが定説になっているみたい。
このことからも分かるように、生物にとって水分は必要不可欠ですが、怖いものでもあるのです。
自然の世界で、安全じゃない水を飲めば、お腹を壊してしまう危険性が常にあります。新鮮な水を手に入らなければ死活問題になるのです。
ネコの本能に刷り込まれていることが、人間にも同じく刷り込まれていても変ではないですよね。
【味説】温度によって、味が変わる
飲み物は、温度によって味が変わるのではないでしょうか?
調べてみると、温度によって味覚は変化するそう。
この図によると、甘さは冷たい温度では感じにくく、体温ほどの温かさだと強く感じるそう。
つまり市販の飲み物は、飲む時の温度を考えて、味付けをしているということになります。だから飲みどきを逃すと、味が落ちてしまうのでしょう。
まとめ
飲み物の味は変わっていないのに、温度が変わるだけで、味の印象が大きく変わるのが不思議でこんな記事を書いてみました。
人間がぬるい飲み物を不味いと感じる理由として2つの説をあげてみました。
人間は、本能的にぬるい飲み物=不衛生と考えるため、不味く感じるのです。
つまり市販の飲み物は、ぬるい状態で飲むことを考慮してないことが多いっていうことですね。
この2つの説どうだったでしょうか?
おそらく、味説は確実かと思いますが、衛生説は議論があるところですよね。
なんとなくでも、納得できたという方がいれば、幸いです笑
それでは。