漫画が富裕層の娯楽になりつつあるなーということに気づいちゃいまいた。
一部の人には常識かもしれませんが、解説してみようと思います。
大葉せんせいが、気になる作品を見たいと思った時に、その作品が「漫画」と「アニメ」になっていた場合、選ぶのは基本的に「漫画」です。
なんで「漫画」を選ぶのかというと、漫画の方が短い時間で楽しめるから。
この考えに気がついたときに思ったのは、これってソシャゲの課金と同じだよねってこと。
そう、もはや漫画は課金アイテムと化しているのです
「漫画」と「アニメ」どちらを選ぶか?
みなさん見たい作品が「漫画」化と「アニメ」化をしていた場合どちらを選ぶでしょうか?
大葉せんせいは、「漫画」です。なぜ漫画かというと、すでに書いたように短い時間で作品を楽しめるから。そして大葉せんせいは社会人なので、「漫画」を買うだけのお金を持っているからです。
もし大葉せんせいが小学生や中学生だったら、アニメを見ていたでしょう。
なぜかというと、アニメが今やほとんど無料だから。ビデオオンデマンドサービスに作品があることも多いですし、ネットをさまよっていれば、大抵無料でアップされています。
しかし今の大葉せんせいは、無料だからといってアニメを見ません。アニメは視聴するのに時間が取られるからです。
つまり今の「漫画」と「アニメ」の関係を図にするとこんな感じ。
漫画とアニメのフリーミアム関係
いつの間にか「漫画」と「アニメ」の関係って、フリーミアム関係になっていたのです。
フリーミアムとは、「時間をかければ無料でも遊べるけど、便利に遊びたいんだったら有料ね」っていうソシャゲの販売スタイルのこと。
「漫画」と「アニメ」の関係でいうと、アニメがフリー部分。アニメがプレミアム部分です。
アニメは、値段は安い(ほぼ無料)けど、見るのに時間がかかる。漫画は、高いけど、見るのに時間がかからない。
アニメは、昔からテレビ放映をしていたので無料といえば、無料でしたが、1度見逃してしまうと円盤を買うしか手はありませんでした。円盤って高いですからねー。
それに対して、大葉せんせいが小学生の時には、古本屋があったので、少し古い漫画であれば二束三文で売られていました。立ち読みっていう文化もありましたしね。
今でもブックオフやネット通販で古本市場はありますが、かなり規模が小さくなっているんじゃないかと。電子書籍に限っていえば、古本市場なんてありません。
漫画はいつのまにか課金アイテムになっている
いつの間にか、漫画は時間を買うためのメディアになっていたんだなーと。つまりソシャゲでいう課金アイテムなんです。
なので大人は漫画、子供はアニメっていう構図ができつつあるんじゃないかと。
大葉せんせいは、漫画もアニメも好きなので、子供が漫画を楽しめないっていうのは、少し残念な気もします。立ち読みをしたくても本屋がないですからね。
漫画は富裕層の娯楽になりつつある
漫画って、いつの間にか富裕層の楽しみになっていたんです。社会人の大葉せんせいでも高いと感じます。
小学生だったら、漫画を月に1冊しか買えないかもしれませんね。そうなったら、漫画にお金を使うよりもアニメを見る方を選ぶでしょう。
そうなると、漫画にお金を払うという文化も薄くなってしまうかも…
あと原作漫画とアニメの関係性を考えていた時に思ったのは、お金を持っている層(漫画を楽しむ層)にしてみれば、アニメの漫画原作ストーリーの改変は喜ばしいことかもしれないなーということ。むしろ時間という価値を払ってまで見るのですから、原作と同じ内容では見る意味がないんじゃないかと。
それたいして、アニメを無料で楽しむ層にしれみれば、漫画原作をそのままアニメ化して欲しいという要望のズレが生まれているんだろうなーと。
大葉せんせいが考えるに、漫画をより多くの人に楽しんでもらいたいと思っているので、漫画文化の富裕層化は少し悲しいかなーと思っています。
出版社総出で、「漫画村」を作って、マネタイズしてもいいんじゃないかなーと思う次第ですね。