【映画】吹き替えに違和感が生まれる理由とは?【映画選びで失敗しない、たった1つの方法】

吹き替えは、字幕より劣っている理由とは?

大葉せんせい
大葉せんせい
どうもー大葉せんせいです。

大葉せんせいは、映画を見るとき、字幕も吹き替えも区別せず見ていました。時間が合う方でいいなーと考えていたんですが、やっと気づきました!

 

映画は、字幕の方がいい!完全に字幕が上位互換です!

 

なんでかというと、吹き替えって、どうしても違和感を生んでしまうから。

その理由を解説してす!

映画の吹き替えには、違和感がつきまとう

みなさん、映画を吹き替えで見て、失敗した記憶はありませんか?

大葉せんせいは、失敗しまくりです。失敗した1例をあげると、前に見た映画で、篠田麻里子が吹き替えをやっていた『TIME』とか。最近だと実写『アラジン』とか。

 

吹き替えは、吹き替えで味のある場合もあるのですが、基本的に残念な感じになることが多いかなと。

特に、芸能人のネームバリューで声優が決まっている場合は、吹き替えの出来が怪しいことがあります笑。

 

映画の制作陣も本気で作っているのに、どうして変な吹き替えになってしまうんでしょうか?

もちろん理由として、興行成績を考えたとき、キャスティングが話題重視のセレクトになってしまうこともあります。

しかし、それだけではありません。

吹き替えに違和感が生まれてしまうのも仕方ない理由があるのです。

その理由を今回解説していきます!

理由は、3つ。

 

[box class=”blue_box” title=”吹き替えに違和感が生まれる3つの理由”]
  1. 声は、骨格で決まる
  2. 口がずれる
  3. 言語、特有の表現
[/box]

それぞれ解説していきます。

声は骨格で決まる

なぜ吹き替えに違和感が出てしまうのか?

理由その1…声は骨格できまるからです!

 

人間の声の実は、どうやってきまるかというと、発声法ももちろん関係してきますが、基本的には骨格で決まってきます。

つまり、声を別の人が当てることは、そもそも骨格が違うので、違和感が生まれてしまいます。

しょうがないですよね、だって、骨格が違うんですもん。

 

人間の声は、骨格で決まるので、映画を見るとき人は俳優さんの見た目である程度、「こんな声してるんだろうなー」と予測をします。そのため、イメージの声ができてしまって、それと違うことで違和感につながるのです。

 

例えば、ミニオンズでは、バナナマンが吹き替えの声優として参加しています。バナナマンの声優のウマさはさておき、キャラに声が合っているかどうかでいうと、合っているでしょう。

なぜかというと、このキャラをなぜバナナマンが担当することになったかというと、骨格が似ていたから。

バナナマンの2人は、そもそも骨格が似ているから、キャスティングされたそうです。

口がずれる

コレも仕方ないんですけど、もちろん別の言語なので、洋画の俳優が話している音と、吹き替えの音は違います。

つまり、吹き替えだと、どうしても映像と音声で口の開き方が異なってしまいます。

 

普通の人は、読唇術なんて使えませんが、ある程度口の開きで、どの音を出しているかぐらいは予想ができます。

声優さんたちも、口の開きに合わせて、吹き替えをしていますが、難しいときもありますからね。

 

少し未来では、吹き替えの言語に合わせて、口の動きを修正することも行われるようになるかもしれません。

現在、動画をAIに修正させる、ディープフェイクがはやっています。この技術を応用すれば、吹き替えに合わせて、口の動きだけを修正もできるでしょう。

今のところ、口と音が合わないのは、しかたありませんね。

言語、特有の表現

言語って、その言語、特有の表現があるので、訳すのが、かなり難しいセリフもあります。

特にギャグは、その国の文化が関係してくるので、特に難しいそう。

例えば『TED』だと、

John: I think back to that Christmas morning and I wish I’d just gotten a Teddy Ruxpin.
Ted: Say that again.
John: Teddy Rux-fuckin’-pin
「テディ・ラクスピンの方が良かった!」


英スタより

テディ・ラクスピンは、アメリカで昔流行した、人形だそうです。

これが、吹き替えだと、くまモンになっています。

 

日本人は、テディ・ラクスピンなんて聞いても分からないので、くまモンにするしかありません。

翻訳には、どうしてもこうした無理が出てきてしまいますよね。

 

字幕制作の神である、戸田奈津子さんがいうには、字幕は1秒で4文字までという鉄則があるそう。それを守りつつ、ギャグのニュアンスを表現するのは、至難の業なんでしょうね。

 

吹き替えでも、元の音声と同じ尺に収めなければいけないので、無理をしていますよね。

その言語の表現と、制約のせいで、吹き替えは違和感が生まれます。

【まとめ】どちらかしか見られないなら、字幕版!

吹き替えに違和感が生まれてしまうのは、しょうがないよーって話をしてきました。

意外と、みなさん吹き替えを好んで見ていませんか?それは、もったいない!

 

だって、吹き替えは、字幕以上に違和感が出てしまう可能性が高いから。大葉せんせい調べたと、吹き替えで見た映画の約30%は、吹き替えを選んで失敗したなーと感じます。

みなさんも吹き替え地雷を踏まぬように、字幕で見るようにしましょう!

もしくは、英語を勉強して、英語音声で聞き取れるようにしましょう!

それでは、大葉せんせいでした。

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