どうもー大葉せんせいです。
最近大葉せんせいが思っていることがあります

体感だとかなり増えたような…
なので今回は、リブート・実写化が、増えている理由を考えてみます!
どんな映画がリブート・実写化されているのか?
最近、過去の作品の実写化とか、リブートとか多いですよね。
すぐに思いつく洋画だけでもいっぱいあります。
実写化
- 美女と野獣
- ダンボ
- アラジン
- ライオンキング
- ポケモン
リブート
- スパイダーマン
- スーパーマン
- インクレディブル・ハルク
- チャイルド・プレイ
邦画だけで考えると、実写化が多い
- 鋼の錬金術師
- 4月は君の嘘
- はちみつとクローバー
- ニセコイ
- ここさけ
この辺にしておきますけど、これ以外にも、まだまだあります。笑


なんでリブート・実写化が多いのか?
それはハリウッド映画の作品が制作費が高騰してきているためなのです!
制作費が高騰すると、1本の映画がコケただけでも、会社が傾きます。
例えば、映画制作費ランキングで上位に入っている『クレオパトラ』は制作費約374億円。
20世紀フォックスが配給しましたが、映画は大コケ。20世紀フォックスが経営がかなりのピンチでした。
クレオパトラ公開の2年後に、『サウンドオブミュージック』を大ヒットさせ、なんとか一命をとりとめたという歴史があります…
20世紀フォックスですら、映画1作コケただけで倒産の危機にだったんですから、巨大映画の製作がビックリするほどリスキーなんです。
ハリウッド映画が大作化しているには、ワケがある。
疑問が湧いてきますよね?
じゃあ

それには、そうせざるをえない理由があるのです。
『テレビは終わったメディア』という記事でも少し書いたのですが、映画の大型化でハリウッドは差別化を図っているのです。
現在、映像作品を作っているのは、映画界だけではありません。
テレビやYouTuber、そしてネット配信が独自で映像を作っています。
2019年のアカデミー賞では、Netflix製作の『ROMA/ローマ』が「監督賞」「外国語映画賞」「撮影賞」の3部門も受賞しました。
これらのネット配信映画は、ハリウッド映画よりも低価格で製作されます。
しかも視聴者は映画館ではなく、家で見られるのでより手軽に見られますよね。
ネット配信より小規模な映像製作は、テレビとYouTubeがあります。
なのでハリウッド映画は、テレビとYouTube、ネット配信映画と差別化するために大型化するしかないんですよね。
なんでリブート・実写化が多いのか?
差別化のためにハリウッド映画が大型化し、制作費の高騰をしているのは分かりましたよね。
なので次は、なんで制作費の高騰が、実写化・リブートにつながるのかを解説します。
映画会社は、制作費が高騰した映画がコケるとすぐに倒産の危機まで追い込まれます。
スタジオジブリも、高畑勲監督の『かぐや姫の物語』の制作費に50億を使って、かなり追い込まれましたよね。
なので映画会社は、大型化した映画を絶対にヒットさせる必要があるのです。
これは『アニメを消費コンテンツにしない方法』という記事にも書きました。

その答えが、実写化・リブートです。
実写化・リブートだと前作のファンがいるので、その人たちが見に来てくれますよね。
さらに前作があることで、映画が公開される前に、話題にされやすいという特徴があります。
つまり単発の映画よりも、手堅くヒットできますよね。
なので実写化・リブートが流行っているのです。
すぐにリブートする意味はあるのか?
『スーサイド・スクワッド』のリブート が発表されましたよね。
ていうか、そもそもリブートってなんなの?笑

リブートって、なんなのかというと「設定を一新して作り直すこと。」
なので続編とは違うんですよね。
続編を数年後に公開する意味はわかります。
でも同じ映画をリブートして数年後に、設定を変えて作り直す意味ってあるんでしょうか?
映画を見る側の視点で、リブートは良いことなのか考えていきます!
最近で、すぐにリブートした映画といえば『スパイダーマン』。
なんと2000年以降だと、2回もリブートされています。
公開順に並べると
- スパイダーマン(2002年)
- スパイダーマン2(2004年)
- スパイダーマン3(2007年)
これ以降1回目の以降リブート
- アメイジング・スパイダーマン(2012年)
- アメイジング・スパイダーマン(2014年)
これ以降2回目のリブート
- スパイダーマン:ホームカミング(2017年)
- スパイダーマン:ファーフロムホーム(2019年)

なので、その続編を作っても良かったと思うんですけど、リブートされました。
スパイダーマンは、権利関係とか、いろいろあってのリブートなんですけど、見る側にとっては短期間のリブートは良いことなんでしょうか?
2つの視点で考えてみます。
- 設定がリセットされるメリット
- 映像が進化するメリット
設定がリセットされるのは、メリットか?
これはメリットです。
映画って、続編が多くなるたびに設定が多くなっていくので、途中から見れないんですよね。
なので、3作くらいで次の設定に行ってくれた方が、見る側としても前提知識が少なくていい分、どこからでもみ始められるメリットがあります。

あと映画は1作目が一番面白い説っていうのがあるので、続編になるとツマラナイという可能性もあります。
例えば『アメイジング・スパイダーマン』1作目はもの凄く面白いですが、2作目は大したことありません。
映画は、1回盛り下がってしまうと、次回作で面白さを挽回するのはかなり大変です。
なのでいっそのこと、仕切り直してくれた方が面白い映画が作られる可能性が多いことも、見る側のメリットになるでしょう!!
映像が進化する利点
映像の進化は、明らかに映画を見る側にとってメリットです。
好きな作品だったら、少しでも良い映像で見たいですよね。


この2作の予告編を見て、映像の進化を検証してみましょう!
- アメイジング・スパイダーマン(2012年)
- スパイダーマン:ホームカミング(2017年)
まずは、『アメイジング・スパイダーマン』から
いやーカッコイイですよねー!
次は『スパイダーマン:ホームカミング』。『アメイジング・スパイダーマン』の公開から5年後です。
こっちもカッコいい!

あんまり差がないかもしれない…
これくらいの大作映画だと、5年くらいで大きな差はないのかもしれませんねー。
じゃあ、2002年の『スパイダーマン』と比べてみましょう!

そりゃー違いますよね。だって『スパイダーマン:ホームカミング』の15年前ですからね。
今見ると、グリーンゴブリンとかのCG感がキツイ感じしますね。笑
結論:すぐにリブートするのは、意味があるのか?
すぐにリブートするのは意味があるのかを2つの視点で考えてみました!
映画のリブートには、見る側にとって2つの利点がありますよね。
- 設定がリセットされるメリット
- 映像が進化するメリット
この2つの視点は、数年後などのすぐのリブートでも映画を見る側にとってメリットなのでしょうか?
設定がリセットされるという点では、メリットです。
設定がリセットされるので、途中から映画を見ても内容が分かりやすくなります。
さらに、映画は1作目が面白い可能性が高いので、1作目をまた作ってくれるという点で、リブートは見る側にもメリットですね。
映像の進化は、数年後のリブートでは分かりにくい。
スパイダーマンで検証してみると、5年後のリブートでは、映像の進化はあまり感じられませんでした。
なので映像の進化という点では、数年後にリブートする意味は無いということになります。
しかし15年後のリブートでは、大きな進化を感じられましたね!
すぐのリブートはなんだかんだ嬉しい
すぐのリブートの利点は、設定が込み入らなくて、分かりやすくなるというメリットがあって、しかも面白くなる可能性が高いってことですね。
このメリットって、映画を見る側にとっては、ありがたいメリットだと思います。
同じシリーズが、10作も続いたら設定を追うだけで、普通の人は脱落してしまいます。
『ハリポッター』はポッターが主役の映画が、8作作られましたけど、脱落してしまった人も多いのでは?

まとめ、実写化・リブートを見にいくぞー!
大葉せんせいはリブート映画好きです!
(邦画は除く…笑)

そうなんですよ!大葉せんせいが見た実写化・リブートはことごとく当っています!
たぶん、リブートだとコケることが少ないので、安心して資金を注ぎ込めるから。
なので、当たりが多いんでしょうねー
なのでハリウッドの実写化・リブートは、考えずに見にいくべきだと思っています
それではー大葉せんせいでしたー