どうもー大葉せんせいです!
大葉せんせいが、うーん……と思っている活動があります。なにかというと、ペットボトルのフタを集めて寄付するやつなんですけど。
皆さんは、どう思っていますか?
正直フタを集めて寄付するなら、ジュース1本のむの我慢して、100円寄付した方が1万倍は効率的。
しかもペットボトルのフタを集めるという労力も無駄ですよね。
なので、今回はペットボトルのフタを集めて寄付するやつは、何の意味があるのか考えていきます。
ペットボトルのフタを寄付するやつとは?
ペットボトルのフタを買い取ってくれる業者がいます。
だいたい1キログラムのフタを10円で買い取ってくれます。
1キロのフタは、だいたい430個ぐらいなんだそう。


このフタを寄付しようという運動が結構あるんですよね。
大葉せんせいの職場のゴミ箱も、キャップを捨てる専用のゴミ箱があったりします。
どうやって寄付するのかというと、ペットボトルのフタを寄付してくれる団体があります。
その団体にフタを回収してもらって、その団体がボリオワクチンに交換して、恵まれない子供に届けてくれます。
1番有名なのは、ここみたいですね。
どれくらいの個数で、どれくらいの価値があるのか?
フタ860個で、1人分のポリオワクチンになるそうです。だいたい20円くらいですね。
思ったより、金額は低いですよね。
それに加えて、ペットボトルの材質が異なるものだったり、シールが貼ってあるのもがあると、価値も下がるそう…
えっ、じゃあ120円のジュース1本飲まないで、そのお金を寄付したら、フタ5000個分くらい寄付できるじゃん!笑

自販機の前に箱置いといて、「そのお金で寄付しましょう」ってかいておくだけの方が効率が良いってことだよねー……
しかも2015年に報じられたニュースよれば、「エコキャップ推進協会」という団体は、フタで得たお金を寄付していなかったそう。笑
疑問ですよね「じゃあなんで効率の悪いことをやらされていたのだろう?」って
大葉せんせいの中学校でも、やっていた!
大葉せんせいが通っていた中学校でも、生徒会が中心になってペットボトルのフタを集めていました!
意外と集めて持ってくる人がいるんですよね。
大葉せんせいは、キャップ活動を冷めた目で見ていましたねー。

なので担任の先生に聞いてみました、「キャップを集めて寄付するよりも、ジュース飲むのを我慢して、募金した方が良くないですか?」って

担任の先生も、キャップ寄付活動については思うところがあった様子…
たぶん担任としては、寄付をするという善の心を学んで欲しいと思ったはずです。
でも大葉せんせいは、方向性の間違った善は善ではないと思っていました。
善の方向性がどうでもいいのであれば、善のためなら何をしてもいいという思想になってしまいますからね…
もう一つ、よく分からない寄付がある。プルタブの話。
こういう集めて寄付する系だと、もう一個よく分からないものがあります。
それはプルタブが、車椅子なること。
プルタブも、ジュース飲まないで、募金した方が効率いいですよね。というか、アルミ缶ごと集めればいいと思います。
なぜ、プルタブだけを集めて寄付するのでしょうか。
これにはワケがあります…
昔の飲料の缶って、プルタブが完全に外れる構造をしていました。
なのでプルタブが、そこら中に捨てられて社会問題になってしまったんです。
そこで、プルタブ集めてくれば、慈善活動になるという運動を誰かが始めました。
プルタブが完全に外れる構造ではなくなった今も、その誰かがプルタブを車椅子に変換しているのです。
この結果、プルタブだけを集めて車椅子にするという、謎の活動が生まれてしまったのです!笑
まとめ、社会の理不尽さを学ぶ
じゃあなんで、ペットボトルのフタとか、プルタブの寄付が盛んに行われているんでしょうか?
それは、社会の理不尽さを知るためだと思います!笑
本気でペットボトルのフタを集めている人もいるでしょうが、学校の先生とかは気づいています。

でも子供たちのペットボトルの寄付を止めないのは、なんでなのか?
子供たちも、大きくなってから気づくでしょう。
あれだけ労力をかけて集めたペットボトルのキャップも、実は数十円の価値しかなかったのだと。
その時に、「なんて、この世界は理不尽なんだろうか」と、子供たちは思うでしょう。
ペットボトルの寄付によって得られた、この気づきはかなり大きいですよね。
つまりは、気づきを得られるという点で、ペットボトルのフタ寄付にも価値があったということですね。笑
社会に対して、斜に構えている、大葉せんせいでしたー!