みんな『ロケットマン』を今すぐ見に行った方がいいですよ!その理由を紹介します!

『ロケットマン』の監督は、『ボヘミアン・ラプソディ』の監督をしている、デクスター・フレッチャーです。
これは見に行くしかないですよね。
2つの映画は、ジャンルも似ていて、どちらもスターの半生を描くもの。こんなの外れる要素がありません。
ということで、『ロケットマン』見てきました!
感想は…「純粋に面白い!エンタメ映画だ!」って感じです。
多くの人にオススメできる作品なので、みなさん見てください!
それでは、大葉せんせいが『ロケットマン』を見てどう思ったのか紹介していきます。

『ボヘミアン・ラプソディ』と共通点をご紹介!
『ロケットマン』をみた、1番最初の印象は、『ボヘミアン・ラプソディ』と似てるなってこと。
『ロケットマン』は、エルトン・ジョンを題材にしている映画なのに対して、『ボヘミアン・ラプソディ』は、フレディ・マーキュリーを題材にしています。それなのに、なぜ似ているのでしょうか?
エルトンとフレディの共通点は、こんな感じ。
エルトンとフレディの共通点
- 孤独な家族関係
- ロックスター
- ホモセクシャル
- ドラッグ
- 悪徳マネージャー問題
ちなみに、映画の監督も同じですね笑。
なぜここまで、エルトン・ジョンとフレディ・マーキュリーは、同じ道をたどったのだろうか?
それには、理由があるんじゃないかと思って調べたら、なぜ同じ道をたどった理由が分かったので、紹介していきます!
ホモセクシャルは、能力が高い!その理由とは?
エルトン・ジョンとフレディ・マーキュリーは、なぜこれほどまでに共通点が多いのでしょう?
例えば、2人は、ホモセクシャルですよね。なぜ2人のロックスターが、ホモセクシャルなのか?
大葉せんせいが調べたところによると、この因果関係は逆で、ホモセクシャルがロックスターになりやすいのです。
ペンシルベニア大学教授であるアダム・グラントは、著書の『originals』の中で、創造性とは…専門分野の深い知識とそれ以外の広く知識から生まれると言っています。
つまり音楽における創造性は、音楽への深い知識と、音楽以外の異文化についての知識を持っていることが重要なのです。
例えば、アダム・グラントは、創造性が高い人は、幼少期に、よその土地で生活した経験が一般的な人よりも高いことを発見しました。これがなぜかというと、異なる文化や価値観に触れることができたから。
ホモセクシャルは、明らかに異文化ですよね。ある調査によると、ゲイとバイセクシャルを合わせると全人口の約4.5%だとしている調査もあります。
ホモセクシャルは、マイノリティなので、希少な体験です。一般の人とは、変わった体験をしたことで、異なる価値観に触れることで、創造性が開花するのでしょう。
そのことから、ホモセクシャルが創造性が高く、音楽で成功しやすいことが分かると思います。
内向的な人は、大勢の前に立つ前に、お酒を飲みたいと思ったことありますよね?
エルトン・ジョンとフレディ・マーキュリーの共通点は、ホモセクシャルだけではありません。
エルトンとフレディともに、ドラッグにハマっています。
なぜ、2人ともドラッグにハマってしまったのでしょう。それは、2人とも内向的だからです。内向的な人間が、大きなステージに立つためには、ドラッグくらい必要ですよね。
芸術分野で大成功している人は、内向的な人が多いと言われています。なぜかというと、創造性は、内向性と関連があるからです。
スーザン・ケイン氏は、『内向型人間のすごい力』で、創造性が飛び抜けている人は、内向的な人が多く、孤独を好むと言っています。
逆に孤独だったからこそ、創造性を発揮できたと言えるかもしれません。孤独だったからこそ、みんながパーティーに出かけている間やバーで飲んでいる間に、音楽制作に打ち込めたのです。
普通に考えれば、孤独を好む性格なのに、大きなライブのチームをひきいて、全米ツアーなんて回れませんよね笑。
そりゃあドラッグにも手を出しますよ。
アーティストが社会のルールを作るって、知ってますか?
大葉せんせいが考えるに、アーティストには、社会的に割り振られた役割があると思っています。
それが社会的な規範を広げること。
つまり社会に新しいルールを作ることこそが、アーティストの仕事の本質だと考えています。
英語で才能は、giftedと言います。直訳すると、「与えられたもの」、誰に与えられたかというと、神様から。ホモセクシャルも、持って生まれたものという意味で、ある種の才能と言えるのではないでしょうか?
欧米では、持って生まれた才能は、人類のために使うべきだという道徳感があります。
エルトンとフレディは、ホモセクシャルの才能と音楽の才能を人類のために使いました。
もしエルトンやフレディが居なかったら、今の社会がここまでLGBTに寛容になっていなかったでしょう。
エルトンとフレディは、同性愛を世界に認めさせたのです。
【まとめ】新感覚ミュージカル映画『ロケットマン』は、面白い!
『ロケットマン』は、面白くて、暗い映画ではないので、見に行くべきですよ!
監督が『ボヘミアン・ラプソディ』と一緒なことと、ミュージシャンの歴史を追っている映画ということで、『ボヘミアン・ラプソディ』の2番煎じになるのかなーと思って見に行ったのですが、いい意味で裏切られました。
『ロケットマン』は、『ロケットマン』で面白い!
大葉せんせいの分類だと…
映画の分類
- 『ボヘミアン・ラプソディ』は、ミュージック映画。
- 『ロケットマン』は、ミュージカル映画。
ですねー。
この辺が、全然違う印象になっている理由かと思います。
しかし、流れはほぼ一緒!やっぱりスターは、同じ運命をたどるんですねー。
ただ、エルトン・ジョンは、現在も生きていて、男性パートナーと結婚しているので、その辺はフレディとは違います。
『ロケットマン』は、『ボヘミアン・ラプソディ』と違って、救いがあるので、その辺はいいですよ!
それでは、大葉せんせいでした。