最近コロナウィルスの感染関連で、自宅勤務を実施したり、時差出勤をしたりする企業があるみたいですね。
大葉せんせいは、前々から個人的に自宅勤務を推し進めています。今回自宅勤務について色々な情報が出てきたので、日本人はもっと自宅勤務をしろよっていう話をしていきます。
自宅勤務は、生産性が上がる可能性の方が高いですよ!
自宅勤務の研究
スタンフォード大学の行った研究によると、自宅勤務13.5%も生産性が上がるのだとか。
さらに研究で分かったことは、仕事の満足度が上昇して、離職率が50%も下がったということ。
やっぱり、自宅勤務最強っぽいですよね。
サウスフロリダ大学なんかの研究によると、在宅ワークのメリットが挙げられていまして…
- 仕事の満足度が上がる
- ストレスの減少
- 生産性が大幅に上がる
とのことで、なかなか大きなメリットが挙げられいます。
自宅勤務の生産性が上がる理由は、デスク同士の間に仕切りが無いオープンオフィスでは生産性が下がるなんで研究もあるとおり、人って他の人が周りにいると集中できないものなんですよね。特に内向的な人はその傾向があります。
さらに研究では、自宅勤務にすると、病気になる回数が減ったなんてことが言われています。
さらに通勤電車が人にかなりのストレスを与えているという研究もありまして、それらの理由が自宅勤務で生産性と仕事への満足度が上がる理由なんでしょう。
電車通勤は、こんなにもデメリットがある
自宅勤務が最強論を支持する研究として、電車通勤のデメリットが大きすぎるなんて研究がいくつかあります。
電車通勤の時間が長くなると、こんなデメリットが確認されています。
- 給料が低くなる
- 仕事の満足度が低下する
- 睡眠が少なくなる
- 肥満になる
まぁ、ひどいものですね笑
数値的には、どれくらいひどいことにるかというと、経済学者のブルーノフライ氏は、「長時間通勤のストレス量は、給料が4割減になったのと同じくらい」と研究で結論づけています。
ウメオ大学の研究では、「通勤時間が45分増えると、離婚率が40%上がる」
ブラウン大学の研究によると、平均的な日本人(通勤往復1時間13分)は、「年間で睡眠時間が63時間も消えている」
当たり前ですけど、自宅勤務にしたら電車通勤しなくて済むので、これらのデメリットが消えると考えると、生産性が上がるのも当たり前ですよね。
自宅勤務の例、GMO
で、コロナウィルス関連で実際に全社員を自宅勤務にしたGMOの話を見てみましょう。
実際に在宅勤務をしていたGMO職員が言うには、「2月上旬、在宅勤務について社員にアンケートをしました。9割ぐらいの社員が『よかった』と回答し、『大きな支障はない』とか『困ったことはない』と答えています」とのこと。
GMOインターネット 熊谷正寿グループ代表も、Twitterで「「在宅勤務開始から3週間。何がすごいかと言うと、業績に影響がほぼ無い。この結果を見て、そもそもオフィスが必要なのか真剣に考えている」」とのこと。
ということで、自宅勤務やテレワークは、生産性は上がるし、家賃は浮く働き方ということで、どう考えても積極的に取り入れるべきなのです。
コミュニケーションが希薄になるのか?
自宅勤務を進める上で出てくるであろう反対意見は「人間関係が希薄になる」というもの。
しかしコロナウィルス対策で自宅勤務を実施した会社の人が書いた漫画によると、自宅勤務でもメッセンジャーで仲良くしているそう。
なので「コミュニケーションが希薄になる」という意見はあまり当てはまらないかと。
ただ、たしかにスタンフォード大学の研究では、自宅勤務に孤独を感じてしまう人が一定数いたそう。
なので自宅or職場の選択制にするとか、週に1回は職場に集まるなんてやり方も良いかと。
自宅勤務のポイント
自宅勤務が良いよーという研究や実例を紹介してきました。
研究によると、もし実際に自宅勤務を導入する場合は、ポイントがあるみたいなので紹介しておきます。
サウスフロリダ大学の研究で出た、自宅勤務のポイント
- 新しいプロジェクトは対面で
- 対面が必須な仕事は、自宅勤務は週1くらいが良いかも
- 職場の方が集中出来る人は、職場で仕事をする
- 知識の共有が減るので、会社がサポートする
- 自宅勤務中の仕事内容を細かく管理しない方が良い
フロリダ大学の研究によると、自宅勤務が向いているのは、難しい仕事をしている人だそう。
これらを踏まえて、日本も自宅勤務にして行こうぜ!